さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

興行丸ごと延期、色々と組み替えもある? 井上拓真、アンカハス戦延期

2023-10-31 00:02:23 | 関東ボクシング



先週末の話ですが、大きな話題ですんで、一応。

井上拓真、11月15日のジェルウィン・アンカハス戦を、肋骨骨折のために延期。
アルテム・ダラキアンvsユーリ阿久井政悟戦以下、アンダーカードも含めて興行丸ごと延期となりました。


肋骨骨折というのも程度によって、治癒までの時間が違うのだろうと思いますが、普通に考えれば、ひと月ふた月の話ではなし。
当然、世界タイトルマッチのみならず、好カード(与那覇vs辰吉、スルタンvs増田)も含め、同じラインナップでやり直しというんではなく、今後の、他の興行に組み替えて、ということになっていくのでしょう。


12月には井上尚弥、タパレス戦がありますが、AmazonとLeminoの違いはあれど、融通がまったく利かないといこともなさそうです。
NTT、Leminoと大橋側は、こと井上尚弥の試合に関しては譲れないが、他の選手、カードについては大丈夫なのでしょう。
現に井上拓真が、Amazon配信の試合に出ているわけですし。

しかし、井上尚弥の試合に、新たなカードを入れるにも、チケットの配分などは、途中からでは難しいかもしれません。
仮にここが無理なら、寺地拳四朗の来春、関西での試合(WBO王者ジョナサン・ゴンサレスと、新暫定王者レネ・サンティアゴの対戦待ちになるとしたら、当然カードも変わるでしょうが)に組み込まれるか。

これも、那須川天心の手首負傷、その回復具合によって左右されるのが現実かもしれません。
仮にAmazonが那須川無しで、拳四朗の統一戦、中谷潤人のバンタム級挑戦など「だけ」の興行を配信する可能性があるかどうか?


今回の延期の報を聞く前から、これの置き所はどこなんだろう、と思うカードが残っていて、年が明けたら色々と決まっていくのだろうと思っていました。
ルイス・アルベルト・ロペスvs阿部麗也、拳四朗vsゴンサレス、モロニーvs中谷?
これがあるとしたら田中恒成のWBO115ポンド級タイトル挑戦も?などなど。
しかしここに、ダラキアンvs阿久井戦が加わり、アンダーのカードも、となると、組み替えというかシャッフルというか、また賑々しいことになっていきそうですね。




さて今日は、下町俊貴vs石井渡士也、TJドヘニーvsジャフェスリー・ラミドが行われます。
Leminoでのライブ配信、今回も無料。





これらの選手の中から、来年以降、大きな試合へ歩を進める選手が出てくるかもしれません。
セミメインとも、それぞれに趣のある好カード。楽しみです。



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ジャッカル丸山の世界まであと一歩? フォスター、好機一転大ピンチもTKO勝ち

2023-10-30 00:10:39 | 海外ボクシング



昨日はDAZNで色々ありましたが、PPVの方は見ず、YouTubeでハイライトがあったんで見ました。
一応貼っときます。








判定への論議についてはフルに見てないので参加出来ませんが、これだけ見れば、他に言えることはあります。
どう見てもろくに練習してない。不細工な、としか言えません。
まあ、プロとして、高いお金もろうて、肝心の仕事がコレでは、何言われたって仕方ないでしょうね。




さて、メキシコでは地元の人気ボクサー、エデュアルド“ロッキー”エルナンデスが、技巧の王者オシャキー・フォスターに挑戦するWBCスーパーフェザー級タイトルマッチがあり、これはDAZNの通常配信で見られました。

私、このオシャキー・フォスターは前回のレイ・バルガス戦が初見でしたが、えらくレベルの高い選手やなと感心しました。
そりゃ、この選手が「売れる」かどうかは知りませんが、技術レベルの高さでいえば、クロフォードに次ぐレベルにある、と。

だもんで、一度スター街道から転落し、もう一度這い上がってきたメキシコのロッキー、地元での挑戦とはいえ、フォスターが捌いて勝つんだろうなあ、と思っていました。


実際の試合は、まあエルナンデスに対する地元の声援、その後押しもあってか、フォスターがちょっと相手に「やらせ過ぎ」るなあ、とは思ったものの、要所で正確にヒットを取り、防御もガード、ブロックにクリンチも駆使する。
エルナンデスは果敢に打ちかかり、6回でしたか、ロープに押し込んだあと露骨に肘打ちも狙いましたが、フォスターは素知らぬ顔で受け流す。
全体的に余裕を保ったまま、終盤へ。

そして11回、フォスターが足を踏み換えて打った左フックかアッパーか、良いタイミングで入ってエルナンデス、ぐらつく。
かなり効いていて、目が泳いでいる。追撃に晒された後、もう無意識か、横を向いてしまう場面も。

フォスター、サウスポースタンスに踏み換えてさらに詰める。ストップか、と思ったときに、メキシコのロッキー、起死回生?の右がヒット。
フォスターぐらつき、ロープへ身体が寄りかかった状態に。エルナンデス、よろめく身体を何とか支え、左右連打を繰り出して前進。
この状態で、互いにヒットの応酬。メキシコの観衆が大歓声を上げるなか、ゴング。
これは今年のベストラウンド決定か、と思うような3分間でした。


最終回、これはどちらに転ぶやら、と思ったが、やはりフォスターの方が回復し、エルナンデスの方はかろうじて踏ん張っている、という状態。
フォスター、右クロス浅く当てたあと、タイミングを変えたコンパクトなワンツーで、エルナンデスをダウンさせる。
エルナンデス立つが、フォスター、左フックと右アッパーで攻め立て、最後は右クロス二発でダウン追加。

この間、サウスポーへのスイッチはなし。さっき打たれたから、ということでしょう。同じ撤は踏まない。この辺の冷静さはさすが。

またエルナンデス立つが、セコンドの方に目が泳ぎ、身体を支えるのもやっとの状態。
ここで止めて誰に文句があろうか、と思ったが、メキシコでの試合という状況が、レフェリーの判断に(悪)影響したか。
しかし、さすがに保たず、フォスターの右アッパーを織り込んだ連打を浴び、ストップされました。


終盤までは技巧派フォスターの順当勝ち、という試合でしたが、ラスト二つで、予想もしなかった激闘へと変わりました。
この類いの興奮は、日本では三浦隆司とか、遡ればそれこそジャッカル丸山の世界やなあ、と思うような。
さすがに逆転こそなりませんでしたが、ロッキー・エルナンデスの奮闘、凄かったです。拍手したいですね。


もちろん注目度や、動くお金の多寡は違えど、私としては、この日の世界のメインイベントはこの試合でした、と言いたい気持ちです。
こういう試合をライブで見られると、やっぱり得した気持ちになりますね(笑)。



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ホンマの勝負はやはり良いものです 日中対抗戦、渡邊卓也の技巧輝く 金子虎旦は初メインでTKO勝ち

2023-10-29 07:32:33 | 関東ボクシング


ということで昨日はBoxingRaiseのDANGAN興行、日中対抗戦を見ておりました。


実質メインはこれだったかな、というのはセミの渡邊卓也vsリウ・ウェイウェイ戦。
大柄なサウスポー、リウの左ストレート、右フック返しが怖いが、渡邊は巧みに上下の打ち分け、フェイントを駆使して打ち込み、ボディブローのダメージもあって、4回までは攻勢。

このまま行けば渡邊のTKOもあるかな、と思うほどでしたが、打ち込まれたと見えたリウが5回、6回と右フックの好打で渡邊をふらつかせ、下がらせるなどして逆襲。
しかし7回、左アッパーを上に返し、レバーパンチも再三決めた渡邊が流れを取り戻す。
最終回は巧く捌いておいて、ラストは左フックカウンター、リウがマウスピースを落とす。これで駄目押し。

判定はクリアに渡邊。歴戦の技巧派、明白に巧さで差を付けて、目出度く区切りの40勝目。さすが、という試合でした。

リウは大柄な体格、耐久力があり、パワーも渡邊より上でしたが、力攻めで自分のやれることだけやる、という感じで、相手を見てどう対して、という部分はほぼ皆無。言えば若手の段階。
ただ、素材としてはかなりのものに見えました。この選手が若い頃からボクシング一本だったら、もっと良い選手になっていたかも。
キックの世界では相当強い選手なんだろうな、と思わせるものがありました。



メインの金子虎旦は、4年ぶりのリングというサウスポー、ツァイ・ファンを6回TKO。
ブランクが長いというファンでしたが、コンパクトなフォームから小気味よく打ってくるサウスポーで、良い選手、と見える。
しかし打ち合いになると正面から、手を下げてボディへのパンチを連打してくる。
2回、金子は攻め込まれながら、ガードの下がったファンに左フックカウンターでダウンを奪う。
再開後、両者危ない打ち合いになるが、金子が攻め込んで右ストレート、左返しで二度目。

金子優勢、とはいえファンの連打、コンビもまだ鋭い。
ここで金子、左ジャブを中心に、正対して当てて行き、右ストレートは打ち終わりを狙われないように?控える。
左フック上下に散らし、試合を落ち着かせてから、徐々に右ストレートのダイレクトを決める。
この切り替えは、序盤の、熱くなっての打ち合いとは違って、冷静な運び。
最終回6回、左のレバーパンチが効いてファン後退、金子が詰めたところでストップとなりました。

金子虎旦、帝拳ジムのB級デビュー組が、他所の主催興行で初メインというのは、あまり聞かない話ですが、相手が「あまり強くない」選手ではない、本気の闘志を持った相手でもあり、やって実のある試合だった、と思います。
もちろん課題もありましょうが、最後はしっかりストップ勝ちですし、しっかり大役を果たしました。



坂本博之会長のSRSジム、強打の苗村修悟は、フー・ロンイーに3回TKO負け。
距離もリズムも、連打するパンチの種類も良く似通った同士が、最初から激しくパンチの交換をしましたが、唯一体格というか骨格というか、その部分ではっきりフーの方が大きい。
Sフライとフライの違い、くらいに見え、まともに打ち合ったんでは、苗村分が悪い、というのは明らかでしたが、さりとて捌いて外して、という闘い方の幅は、苗村にはなく、徐々に打ち負けてストップされました。



観客席には中国人観客の姿も多く、場内は展開次第で、それこそ中国ホームの試合みたいな雰囲気。
そして、中国人ボクサー達は、日本人への対抗心なのか、或いは元々のモラルの高さなのか、優勢でも劣勢でも変わらず、闘志がみなぎっている。
この選手達が、それぞれの階級、段階において、中国全土最強、最高の選手ということはないのでしょうが、少なくとも劣勢だからすんなり負ける、という選手はひとりもいない。

こういう雰囲気の中、そういう選手と闘うというのは、非常に意味あることだ、と感じました。
いまだに「あまり強くない」相手と、素知らぬ顔で試合を組んで、バカ殿様の試し斬り、みたいな試合で鮮やかに勝って、何が嬉しいのか知らんが大喜び、みたいな試合が散見されますが、やっぱりこういうのが「ホンマ」です。


とはいえ、上記の通り、この日の選手達が「中国代表」選手なのかというと、それは違うでしょうし、さらに上のレベルの選手がいるなら、そういう選手も招いてほしいものですね。
そこで日本側もさらに上位の選手を出して、ということは、実際にはなかなか起こらないんでしょうが...正直、いつまでもその辺を避けて通れる余裕が、今の日本ボクシング界にあるのかどうか。
中国人の観客を、興行面で、言えば「当て」にした、という印象だった今回の興行を見て、色々と時代は変わっていくのだろうな、という気がしました。



しかし変わらないのは、国籍どうあれ、政治がどうあれ、リングの上で闘志ある者同士が闘えば、優勝劣敗の掟によって二人のボクサー、その命運が分かたれるとしても、そこには何の嘘も恨みもない、純粋な得心があるはずだ、ということです。
少なくとも、私はそう信じますし、ボクシングかくあれかし、と変わらず思いますね。



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本日は日中対抗戦 BoxingRaiseにてライブ配信!

2023-10-28 05:08:25 | 関東ボクシング



ということで本日は、ホールにてDANGAN興行、日中対抗戦。第二弾、でしたっけ?
入ってて良かった、でお馴染みBoxingRaiseで、通常月額料金でライブ配信が視聴できます。


画像にリンク貼っておきます。今からでも遅くない!(笑)







こちらは亀海喜寛による、Xへの投稿。






ということで、ご覧の通り、解説は亀海喜寛。ボクシング解説において、新世代の旗頭と言えるひとりです。
この人、色々と情報を披瀝しながらも、リングの上で起こっていることを言葉にして語る、という基本をおろそかにしない、という心がけが見え(聞こえ)るのが良いですね。好感度高し、です。



さて、本日の対戦カードですが、ボクモバさんのを貼ります
少し前に、さる筋から聞いた話によると、この中にもしも「ジョーカー」が混じっているとしたら、渡邊卓也と対戦するリュウ・ウェイウェイ、という選手ではないか、とのことです。
K1でも来日経験があり、ニックネームは「妖刀」。中国ではキックボクシングのスターで、強打を秘めた長身のサウスポーだそうです。
最後に見たのは2018年なので、今どうかは不確かだ、ということでもありましたが。

なんか、そういうのは全部、渡邊が引き受けることに決まってるんかいな、と思わされる話です。
それはさておき、中国のボクサー、来日試合を見ることが増えましたが、全体的に健闘していると思いますし、今回も好ファイトに期待、ですね。



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こちらは「すんなり」行かず 拳四朗の4団体統一にブレーキ?

2023-10-27 06:44:12 | 海外ボクシング



当面、ライトフライ級に留まって、4団体統一を目指すらしい寺地拳四朗が、Xにこんな投稿をしました。








WBO王者ジョナサン・ゴンサレス、今年4月に来日して拳四朗と統一戦をやるはずが、キャンセルした過去があります。
これはもう「目」がないか、と思っていたんですが、その後の話の進み方からして、次に防衛戦をこなせば、来春にでも仕切り直しの来日があるらしい、と目されていたところ、またしても病気により試合をキャンセルしたとのことです。

事情がどうか、詳しいことは不明ですが、こういう選手、ちょっと危ないというか。
前回はアンソニー・オラスクアガの存在があって、タイトルマッチ自体は出来たし、オラスクアガの健闘もあって熱戦となり、それはそれで良かった、となりましたが、次回また何かあったら、そうそう都合良く「リカバリー」が出来るとも思えません。
ましてファイトウィークに入ってからとなると、対応しようもないでしょう。


こと「病気」というテーマに関しては、寺地拳四朗は数々の苦しみを味わってきたなあ、と改めて思います。
コロナ前のIBF王者(当時)フェリックス・アルバラード戦でキャンセルを食らい、コロナ後は自らの感染で試合延期の末陥落、そして今年4月のゴンサレスによるキャンセル。
で、今また、来春の統一戦という「段取り」がひとつ、崩れそうになっています。

どうしても4団体統一にこだわるなら、IBF王者シベナチ・ノンチンガを先に持ってくる、という方法もあるでしょうが、指名試合やら何やらの都合もあるでしょうし、簡単に行くかどうかですね。

本人は悲壮感を漂わせることはないですが、減量はどう見てもきついようですし、おそらく統一戦が無理、それも4つ全部まとめらるなら頑張るが、そうでないなら...という気持ちもあることでしょう。
12月のジェシー・ロドリゲスvsサニー・エドワーズ戦が終わったあとの話ですが、やはりフライ級へ、という方向転換がなされる可能性も出てくるでしょうか。

個人的にはその方が良いと思うクチですが、世間的にはまた違う、というのも事実です。悩ましい話ですが。
井上尚弥もバンタム級では散々、自分の力以外の部分で苦しんだ4団体統一、改めて難しいものですね。


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何もかも「すんなり」と決定 井上尚弥、タパレス戦12月26日、有明にて

2023-10-26 00:00:59 | 井上尚弥



試合までほぼ二ヶ月前、正式発表がありました
井上尚弥vsマーロン・タパレスの「世界」スーパーバンタム級タイトルマッチ。
12月26日、有明アリーナにて。Leminoにて無料ライブ配信。







アンダーカードに他の世界戦はないが、日本バンタム級タイトルマッチと、モンスタートーナメント決勝戦を兼ねた、堤聖也vs穴口一輝戦が入ります。
他は平岡アンディ、武居由樹の大橋ジム勢に、前回興行で堀川龍を破ったホープ坂間叶夢も登場。


会場はやっぱり有明アリーナ。東京ドームなんて噂?もあったくらいですが、現実にはこの時期に、都内の良い会場は取れないでしょうね。
そういう会場はだいたい1~2年前から抑えられている、とか聞きますが、ボクシングではとても無理な話で。
もっとも、井上尚弥なら、再来年の今頃、フェザー級4団体統一の試合のために、どこか抑えといても大丈夫そうな気もしますが。


全体的に、こうなるだろうと言われていた通りに運ばれ、決まったなあという印象です。
特に変わったこと、驚きはない。しかし、井上尚弥のコメントの通り、バンタム級では4年7ヶ月かかった4団体統一が、バンタムでは5ヶ月間隔、たった二試合で「済む」チャンスなわけで、これほど「すんなり」いく話は、昨今のボクシング界では本当に珍しいと思います。




試合の予想は、圧倒的に井上有利の予想。ていうか、カード自体、物足りないとか、不満の声が上がるくらいです。
4団体統一戦にもかかわらず、そんなことを人に思わせ、言わせてしまう井上がどれだけ凄いか、という話ですね。

メディアには、タパレスの実力を軽視してはならじ、という趣旨の記事が散見されますが...一種のキャンペーンでしかないなあ、と思う反面、ではタパレスが、何の力もない選手かというと、確かにそれは違う。
何もなく、世界の上位で闘い続けてこられるわけもなし。
ムロジョン・アフマダリエフ戦は、相手の不調に助けられての辛勝でしたが、強豪王者相手に僅差の試合をしたことも事実。

攻撃も力一辺倒でなく、柔軟な身体を生かして、相手の距離測定を狂わせつつ打って外す巧さがあり、日本勢でも勅使河原弘晶や大森将平が敗れています。
また本人が言うとおり、岩佐亮佑戦でのKO負け以降、指導体制を変えてコンディションが向上し、勅使河原戦では意外なほど好調でした。
もし井上尚弥に油断があれば、そこにつけ込むだけのものは、確実に持っていると見て良いでしょう。


しかし井上尚弥が、油断とは無縁の選手であることは、過去の試合ぶりで証明済みです。
かつて、若き鬼塚勝也は、自虐的ですらある自己分析と、相手に対する最大限の評価をもって試合に臨むことで知られましたが、ボクサーとしての素質、能力で鬼塚を上回る井上が、鬼塚と同じような態度で試合に臨むと語る姿には、感心させられ、驚嘆するところです。


あと、対サウスポーで圧倒的な内容と結果を残している井上に対し、タパレスがどう対応、対抗し得るものか、という興味もありますね。
オマール・ナルバエス戦のように、開始と同時に右フルショット、ガードの上でもデコでもぶち込んで、ということは、もうしないと思います。
しかし井上尚弥は、相手のバランスが前に出た瞬間を捉える右ストレート、右回りを逃さず捉える左フック、殺しの左ボディアッパーと、対サウスポー用の、数々の武器を持ちます。
タパレスも懐深く構え(ボディに弱点あり、なので)、上体を止めず、サイドステップの際にダッキングを忘れず、とやり続けられれば、ある程度の抵抗は出来るでしょうが、いずれ井上が捉えるでしょう。


その後についても、今から語ろうと思えば出来ます。
しかし、二階級目の4団体統一というのは、テレンス・クロフォード以外に例がなく、全階級通じて最高のボクサー、そのひとりと評される井上尚弥ならではの偉業です。
まずはそれが達成される様を、しかと見ようという気持ちですね。

ということで会場に行くか、Lemino配信で見るか、いずれにせよ楽しみです。
今度は照明の色、間違えないでください、と最後にひとつだけお願いを(笑)。


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WOWOWかと勝手に思っていたら、DAZNでした

2023-10-25 00:04:26 | その他

日本時間で29日、日曜早朝、と表記がありますが、こういう「試合」がライブ配信されます。
DAZN公式のXに投稿がありました。







といっても、コレに関してはすっかり忘れていて、この投稿を見て、ああ、こういうのあったなあ、と思い出しました。
どの会社がやるのかもよく知らず...フューリーはトップランクと契約してるんだから、WOWOWでやるんやろうか、TVかオンデマンドか。
そんなことを漠然と思っていたらDAZNで、しかもPPVなんですね。

...へー、と思い、その先、自分が何も思っていないことに気付きました(笑)。


だもんで、今回は遠慮いたします、ということで。
これよりもサッカーのリーガ・エスパニョーラ伝統の一戦、エル・クラシコを見た方が、まだ楽しいです。
こちらはDAZNでも、U-NEXTでも、通常料金内で見られますし。

それに、日曜日はまたMotoGPもあって、大変なのです(笑)。
ちなみに次はタイGP。
そりゃ、暑すぎるのも困りますが、何とか晴れてほしいものです。もう雨はいやや...(嘆)。

しかし、1500円というのも、他の国ではもっと高かったりするんでしょうから、お手頃価格なのかもしれません。
ただ、これで1500円だったら、もし井上尚弥の試合をDAZNが手中に収めていたら、いくら吹っ掛けて、いくらかかったんやろう、と想像すると、ちょっと怖いですね。


そういえばU-NEXTの方は、J-SPORTSでラ・リーガを担当していたプロデューサーが「移籍」して、U-NEXTのラ・リーガ番組制作に携わっているのだそうです。
さて、WOWOWエキサイトマッチでも(プロデューサーではなく、制作体制ごとの移籍?)同様のことが、いずれ起こるのかどうか。
今回の「試合」までも、他でやるとは、ちょっと意外でしたが、もう何でもかんでもというわけにはいかなくなっている現状、またしてもその一端を見たような気がしました。




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学ぶべきは、スピードとセンスの使い道 佐野遥渉、青山功と熱闘の末勝利

2023-10-24 00:10:59 | 関東ボクシング



ということで日曜日は、TravelTVという、何でも開設して一周年を迎えたばかりという、比較的新しい動画配信プラットフォームを通じて、平石ジム改めLUSHボクシングGYM、初の主催興行をライブ配信で見ることが出来ました。


メインの感想ですが、スーパーフライ級全日本新人王の佐野遥渉がメイン登場。
セレスジムのベテラン、青山功と熱戦を繰り広げ、8回判定勝ちでした。

初回からスラリとしたプロポーションの佐野が、柔軟なフォームからシャープな右クロス、左ボディブローなどを披露する。
身体つきはどこか、10代の高橋直人を想起させる。柔軟さとシャープさを併せ持ち、しかしまだ出来上がってはいない、という。

佐野は序盤から、最初から良いのを打ち込みたいという風でもあり、見た感じ、最初の位置取り、距離設定が近い。
青山も当然、シャープなジャブ、右ショートカウンターでお迎え。さらに打ち返し、攻め込もうとする。

佐野がこれまで闘った相手とは、攻撃の精度も、防御技術も耐久力も違う。
その前提に対する認識が少しずれている、とも感じました。


中間距離、というより若干近めの、言えばまともに打ち合える距離で、佐野がワンツー、右から左返しと打ち込めば、青山もジャブから右ショート、左ボディを決める。
良くも悪くも「噛み合う」展開。これが続けば、頑健さでは上回りそうな青山にも、充分勝ち目がありそうに。


しかし3回、少し間を空け、ジャブで探って右へ、という感じに変わった佐野が、右ストレートに左フック、さらに連打で攻め、青山をロープに追って、顔を跳ね上げる猛攻。
青山ピンチだったが、凌ぐ。
さらに攻めようとする佐野が、ショートの距離に「長居」すると、青山も左右ショートを決めて、離れたらワンツー。逆に佐野を止める。

ヒートアップしてきた試合、4回、また佐野が少し離れ目からワンツーをクリーンヒット。
左返し、アッパーも追加して、また青山をロープ際に追い立てる。
しかし青山もまた粘り、下から突き上げるように右から左をヒット、佐野を下がらせる。
5回も佐野の伸びるパンチが当たる反面、青山がロープ際に押し込み、ショートで攻め立てる場面も。


佐野はリーチがあり、スピードがあるのだから、それを生かすために、遠目の位置を基本設定とし、そこから打って、離れて、とやればいいが、それに徹することが出来ない。
立ち位置の設定がどうも曖昧。相手のパンチ力がさらに上がると、これでは危ない。
ついでにガードも安易に下げるときがある。リラックスした構えから打てる利点はあるが、それをやるなら、距離をしっかり取り、立ち位置の設定に繊細さがほしい。


6回も佐野がワンツー伸ばせば、青山がクリンチの間合いで右を叩きつける。
しかしこの辺から佐野が抜け出す。ヒットの数ではまさっているし、要所で左ボディも決めている。青山が明らかに後手に回り、反撃の回数が減っていく。
佐野がシャープなジャブ、右クロスに左フックフォローと、突き放しに成功し始める。

と見えた7回、青山がロープに押し込んで攻める。佐野もスピード出し続けて、疲れてきたか。
青山が左右フックを叩きつけ、ピンチ。佐野クリンチして回り込み、そこから離れてひと息、或いはジャブを突いて間を取り、と思ったら、すぐ打ち返しにいく。


この辺の若さは、見ていて気持ちが良い、という向きもおありでしょうが...少し空いた間合いで打ち合い、青山の右ストレートをさらに打たれる。
この後、足が止まったまま打ち合いになる。足が止まっても、佐野のフォームの良さは生きてはいる。しかし青山の頑張りを引き出してもしまう。


7回は青山が抑えたが、最終8回、両者フルに手を出し合って、青山のヒットもあるが、佐野が真っ向から打ち合い、右クロスに左フック、またアッパーのフォローで、青山をロープに下がらせて打ち込む。
青山は頑張って打ち返すが、パンチとパンチの繋ぎのスピード、リズム感で佐野が上回る。ヒット、手数とも佐野の方に分があった。


判定は3-0。ラウンド毎の内容は競っていたが、佐野の勝ちで問題無い試合でした。



全日本新人王で目を引いた若手のボクサーが、ベテランのランカーを迎えて挑むという、佐野にとっては上位を伺うための試金石といえる試合でしたが、佐野は改めて優れた素質の持ち主であることを見せました。
問題はやはり、その生かし方、使い道ということになるでしょう。

今回の試合内容にも、このまま伸ばしてほしい良さがたくさん見られた反面、考え直した方が良いところもいくつか散見されました。
しかし、プロボクサーとして、勝って反省出来ることほど、さいわいなこともないでしょう。
容易い相手に鮮やかに勝つ、という試合より、数倍価値のある試合でした。

今後は地元のリング、或いはジムにとどまらず、外の世界に出て見聞を広めることも必要かな、と思います。
そうして、様々な経験を積み、「部品集め」を間違えず、順調に伸びれば、静岡初の世界チャンピオンという夢に近づけることでしょう。
佐野遥渉の、さらなる成長に期待します。




イベント全体については、時間が長くて全部はフォロー出来ませんでしたが、全試合だったかどうかはわからないですけど、入場時にアイドルグループ?のライブが入っていたようです。
試合の合間にもショートライブ?が数回、挟まったんでしょうか。
私はあまりよくわかっていない旧型ですので、言及は避けますが、ジムの第一回主催興行からこうした試みがあったことも含めてか、場内もかなり盛況だったみたいです。

配信については、同接が増えたらどうかわかりませんが、画質はABEMAの大阪からの配信よりは良く、まずまずというところ。
何しろ無料ですし、文句言うたらバチが当たります。

実況、というのか、二人の男性でやっていたようですが、この声が大きく届くのと反比例して、場内音声をかなり低めにしてあり、パンチの音もほぼ耳に入ってこず、歓声も同様。
臨場感という面では、良いとはとても言えず、その辺は残念なところ。
いわば手作りに近い現状なのでしょう。かなう限り努力の跡が見えた、という印象でもありました。
何しろ普通なら、静岡の興行を見に行くということはないですし、ライブで見られるだけでも充分有り難いです。


メインの佐野遥渉は好ファイトでしたし、それを除いたアンダー7試合中、初回KOがみっつもあったそうで、会場にて観戦された観客の満足度も高かったのではないか、と想像します。
ジム初の自主興行、傍目には、次回にも弾みが付いた、と言える印象でした。



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他人事ではなかった夢の終わり ホルヘ・リナレス英国で敗れ、引退へ

2023-10-23 00:02:03 | 海外ボクシング



ということで今日は未明に午前に、DAZNお得意の英米二本立て、午後からは静岡よりライブ配信があり、おまけにMotoGPは豪州フィリップ・アイランドの荒天により、日程や放送時間が滅茶苦茶になるなど(これは関係ないですが)もう大変な一日でありました。
とりあえずDAZNの感想からいきます。


ホルヘ・リナレスは、幻の世界スーパーライト級王者ジャック・カテラルに判定負け。
序盤こそ手足の速さ、切れは見えたが、強打を決めるとはいかず、技巧のサウスポー、カテラルの左ストレート、右フック合わせなどで徐々に脅かされる。
その流れで5回、左をアゴにヒットされると、ダメージ受けてロープへ後退。
リナレスの泣き所である打たれ脆さが出て、中盤以降も劣勢が続く。
7回もカテラルに連打され、目で外そうとしてかなわず、という「落日」の影、色濃いシーンも。
それでも右を繰り出して抵抗はしていたが、闘志に身体がついてこない。
終盤はカテラルの右リードに突き放され、ままならぬ、という風情のまま終了。クリアな判定でカテラルの勝利でした。



デビン・ヘイニーとの新旧対決こそ、終盤の反撃で光るものを見せたリナレスでしたが、その試合を含めこれでなんと4連敗。
さすがに試合後、引退を示唆したそうです。

何しろプロデビュー戦を府立体育館で直に見た選手ですから、やっぱり感慨深いものがありますね。
あの頃はジュニアフェザー級だったんでしたか。思わず遠い目になってしまいますが。

ベネズエラのゴールデンボーイと言われる、若きスーパースター候補にもかかわらず、有り難いことに帝拳ジムからデビューしたおかげで、その試合ぶりは日本で何度も見られました。
貴重な選手のキャリアを、つぶさに見られたことは、ボクシングファンとして、とても楽しい時間だったと思います。
どの試合も鮮やかにとはいかず、若い頃にホールでやった試合では、対戦相手のフィリピン人の健闘に声援が飛ぶ、ということもありました。

しかしそういう過程を見た上で、ベガスのリングでフェザー級王者になり、ライト級でも英国遠征を勝ち抜き、ワシル・ロマチェンコと真の世界一を争奪する闘いを繰り広げるところまで「到達」したホルヘ・リナレスは、我々日本のファンにとって、けして他人事ではない「夢」でした。
その長きに渡って見てきた夢が、ついに終わるときが来たようです。ファンとしては感謝あるのみ、ですね。




午前から始まったアメリカの方の配信は、メインの予想が大外れ。
アレクシス・ロチャと向かい合ったジオバニ・サンティリャンの体格が、予想以上に大きい。
ロチャが左当て右カウンターしてボディから返して、とやっても、全然食い止められず、クリンチしても肩越しに左を打ち下ろしてくるサンティリャンの攻めを受けて、初回終わったらもう、ロチャが鼻血を出している。

これ、まともにやりあったんでは無理や、と思っていたら、2回も劣勢で終えたロチャが、3回はボディに的を絞る。
再三ボディのヒットがあり、サンティリャン失速気味。クリンチの際も振りほどく元気が失せる。
これでボディ当てて、あとは捌いて凌いで、相手の力をまともに受けないように立ち回れれば、と思ったが、普段真っ向勝負で勝っている感覚は、そう簡単には捨てられなかった模様。

4回以降、サンティリャンが奮起して攻め、どうしても上への強打、連打で立ち向かってしまうロチャが、徐々に打ち負ける。
結果、三度のダウンを喫して、6回KO負け。ボクサーとしての「質」では負けていないが、体格差は顕著で、それに対して柔軟な対応が出来なかった。
元々器用なタイプではないですが、世界王座を目指すボクサーとしては、やはり不足を露呈した...というと厳しいでしょうか。



セミではWBAスーパーフライ級挑戦者決定戦が行われ、小柄ながら強打で売り出し中のジョン・ラミレスが、パナマのロナル・バティスタを4回KO。
強打で打ちかかり、3回猛攻、バティスタに凌がれたが4回、また攻め込んで左ボディで倒し、ロープに詰めてラッシュ、右でまた倒しました。

なんか、井岡一翔の名を出してアピールしたらしいですが、具体的な話が進んでいるんでしょうか。
この日程で大晦日に来日...まあ、やってやれないこともない、と言えばそうかも、ですね。
寸法は井岡の処理できる範囲内、と見えますが、あまり大人しくはない感じでもあり(笑)面白いかもですね。
えー、面白いって何がや、どう面白いんや、というツッコミは、どうかご容赦を、ということで...。


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見事に覆りました(笑)ロドリゲス引退表明撤回、王者対決を希望

2023-10-22 00:00:33 | 海外ボクシング



エマヌエル・ロドリゲス、引退表明を撤回しました
ていうか、なかったことにしたい模様(笑)。
関連投稿を削除して、ご覧の通りの写真をアップし、王者同士の対決をアピールしております。



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いやはや、話が早くて大変けっこうです。
我々の心配や、あれこれあった想像はいったい何だったのでしょうか(笑)。

しかし、王者対決という大きな試合を希望するということで、彼にとっての指名挑戦権保持者、西田凌佑との闘いは、どのような位置付けになるものでしょうかね。
彼自身の心変わりはともかくも、もし改めてIBFが入札を決めて、それが行われた場合、日本のプロモーションと競り合ってくれる誰かがいないことには、そうそう良い条件など得られない、という現実に変わりは無いですから。
インスタのコメントにある「注目を集めるため」の「並外れた行動」というのが、今回の引退表明だったとしたら、確かに話題にこそなったけど、その辺は何も変わらないですし。


とはいえ、とりあえず現役続行するようです。ようございました。



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