さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

試合順も考えてある、残る憂いはひとつだけ 重岡優大、WBC統一なるか

2023-09-30 08:31:34 | 関東ボクシング


10月7日、パンヤ・プラダスブリとの団体内統一戦を控えたWBCミニマム級暫定王者、重岡優大のインタビュー記事。林壮一氏によるものです。

前回のウィルフレッド・メンデス戦は、成立過程がどたばたしていたし、本人も言うとおり、順当に勝ったものの、出来の良し悪しという贅沢を言えば、ちょっと良くなかったかなあ、と思った試合でした。
しかしこの記事で、舞台裏というか、色々大変だったんだなあと知ると、それも無理は無い、と思った次第。


井上尚弥がノニト・ドネアとの初戦で、セミファイナルに弟の拓真が敗れたこともあり、陣営も大変だったし、精神的にも気になった部分あり、とのことでしたが、似たことがあの日の重岡兄弟にも起こっていたのですね。
心理的な影響、集中が削がれる、ということもそうですが、トレーナーが共通の人物で、控え室でのアップもままならなかったというのは、非常に重大な問題です。
この年末、井上尚弥と井上拓真の試合が、別に開催されるのも、そういう事情もあってのこと、だと思われます。



今回の重岡兄弟は、また同日の開催ですが、JBCのHPで確認してみると、重岡銀次朗vsバラダレス戦がまずあって、次が但馬ミツロの試合。
これを挟んで、重岡優大vsパンヤ・プラダスブリ戦。最後が亀田和毅の試合、という順番になっていました。

この辺は、但馬の試合を挟むことで、諸問題解決、と言い切れるかはともかく、ちゃんと考えてあるんだなあと。
まさかメイン扱いがこの試合か、と驚きはしましたが...まあ、この辺は所詮...以下略、ってことで(笑)。



で、最後に残る憂いは、パンヤ・プラダスブリ御一行様が、本当に来日して、試合してくれるんやろうか、という一点です(笑)。
いやまあ、さすがに冗談ですけど。
確かに、かつて「あれはどうなったんやろう」といまだに不思議な、実現しなかった団体内統一戦の話もあったりしますんで。
とはいえ、ここまで来て、ということもさすがにないでしょうし、そろそろ来日した、という報があるはずですが...。



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断片的な情報だけ、詳細はこれから マッチルーム、楽天チケット、NSN三者会見

2023-09-29 00:03:48 | 関東ボクシング




英国マッチルーム、楽天チケット、NSNの三者が、昨日都内で会見。
もうちょっと時間かかるかと思ったんですが、早かったですね。







記事の...というか、マッチルーム、楽天、NSN三者が(一方的に)語った内容ですが、まず、来年から年3回の三年契約で、合計9回のイベントを開催する。
マッチルーム契約下の、世界のトップボクサーを招聘。
日本の若手ボクサーも出場させたい。
第一回目は来年の早い時期。
しかし具体的な出場選手は、国内外ともに決まっていない。
楽天の関与は、やはり楽天チケットによるもの。
3年スパンで結果を出し、4年目以降に繋げたいという展望。
配信は楽天TVの可能性あり。


いわゆるボクシング畑の人は、会見には出席せず。
海外の、世界の、ボクシングイベントを日本に持ってきて、そこに日本のボクサーも出場させる、という発想で動き出した?のでしょうか。
いずれにせよ、具体的な話はこれから、という段階での会見だったようですね。


他の記事を見てみると、サンケイスポーツの記事
来年1月20日、ヴィッセル神戸のホームスタジアム、ノエビアスタジアム神戸でのイベント開催を計画、とあります。
真冬にサッカースタジアムで?と思うところですが、屋根が開閉式なので、なんとか大丈夫なのかも知れません。
そういえば以前、ゴロフキンvs村田戦の日程が二転三転した頃、このスタジアムも候補に挙がっていました。


こちらは中日スポーツ
帝拳や大橋という固有名詞が出ています。
結局、この辺に落ち着くんでしょうか。



現実味の有無を飛ばして言えば、従来の枠、柵、縄張り、言い方は何でも良いですが、全部取っ払って、外資系というのか何なのか、とにかく海外のプロモーターが、どのジム所属(系列)であろうと関係なく、優秀な、力のあるボクサーをピックアップして好カードを組み、勝者にチャンスを与える、という形になるなら、それはファンとして大歓迎です。
大手プロモーターによる、ご都合優先の「人事異動」なんて糞食らえ、という感情は、これまでに何度も持ちましたし、それは現在進行形でも色々とありますので。


しかし、その反面、この三者が日本ボクシング業界の現実を完全に無視して、条件さえ良ければ好きに日本のボクサーを使える、と考えているのだとしたら、結局どうにもならないだろうなあ、と思いもします。
何もかも業界の都合の良いように立ち回ってやる必要はありませんが、現実を踏まえた上でのビジネス構築を考えてもらいたいなあ、と。
その折り合いがついた上で、良いボクサーに良い試合の機会と、良い条件が与えられることを、ファンとしては願うのみ、です。


いくつかの記事に出ていた、アンソニー・ジョシュアのような、ヘビー級の王者クラスの来日試合があったとして、そのアンダーに日本の選手が絡む世界タイトルマッチが入り、それが大イベントとなって盛況、というような目論見なのだとしたら、それがすんなり実現するようであってほしい、と思うところですけど。なかなか...でしょうね。
より現実的なのは、マッチルームの契約下にある軽量級のチャンピオン達が、日本人のチャンピオンと雌雄を決する、という試合なのかもしれません。
しかしそうなれば、やはり、現実を踏まえた上での「折り合い」がつかないことには、どうにもならないだろう...と、話は堂々巡りです。


ということで、会見はあったものの情報は断片的、確かなことはまだ何も無い、というところで、今のところは止まっています。
今後、どういう話になるものか。或いはならないのか。やっぱり、気になりますので、今後も注目、ですね。



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アンダーカードに話題性ありのサバイバルマッチ 与那覇勇気、辰吉寿以輝戦決定

2023-09-28 00:01:41 | 関東ボクシング




11月15日、両国国技館のAmazonPrime配信、ダブル世界タイトルマッチの記者会見が昨日ありました。
メインが井上拓真vsジェルウィン・アンカハス、セミにアルテム・ダラキアンvsユーリ阿久井政悟で、那須川天心の短い間隔での出場はなし。
手首の負傷があり、ひょっとしたら、と思っていた話はありませんでした。


で、これだけというのもAmazon配信としてはどうなのだろうと思っていたら、意外というか、考えていなかったカード決定。
那須川のデビュー戦の相手を務め、その後ペッチバンボーンに判定勝ちで再起した与那覇勇気が出場し、相手は、あの辰吉丈一郎の息子、辰吉寿以輝
この8月、3年近いブランク明けの試合でTKO勝ちし、いまだ無敗を保っています。


タイトルマッチではないですが、大興行のアンダーで、話題性アリのカードとして、収まりが良い印象です。
共に、ここから一段上に進もうという者同士、それぞれの立ち位置もある意味似ているような。
アマ歴ありでランカーの与那覇が格では上でしょうが、体格、パワーでまさる辰吉は、ブランク前のいくつかの試合で、徐々に力を付けてきているという印象も残っていて、良い仕上がりなら充分やれそうです。

こういうカードがAmazonPrimeVideoで、ライブで見られるというのも、なかなか無いことでしょう。
いわば多くのボクサーが夢見る舞台設定でもあり。両者共に、ベストパフォーマンスを見せて、良い試合をしてほしいですね。



これで当日、配信されるカードは三つ。もうひとつくらい、何かあるのかな、と思ったりもしますが。
この秋から年末は、色々とあって、それこそ選手やカードの奪い合いになっている感じでさえあり...楽しみは尽きませんが、心配でもありますね。



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マッチルームボクシング、日本進出 近日会見予定

2023-09-27 00:11:52 | 関東ボクシング

マッチルーム・ボクシングが日本進出、近日会見で詳細が明らかになる、とのこと。
こちらがTwitter...ではなくて、Xへの投稿です。






日本で一連のイベントを開催するために、楽天、ネバー・セイ・ネバーと、マッチルームボクシングの三者が、パートナーシップ契約の合意に至った。
今後、三年間にわたり、年に三度、ワールドクラスのイベントを行い、国際レベルの選手及び(日本?)国内の選手を出場させる。
近日、東京にて会見予定、という内容です。


そういえば、だいぶ前に噂に上がっていたなあ、こんな話...と思いだした次第です。
日本の、どのプロモーターと提携するかどうかは分かりませんが、以前から接触を図っていた者が、複数いるようです。
以前、DAZNと結んでいた最大手がありましたし、それ以外にも...はてさて、ですね。


明らかになっている提携先が、楽天というのは「おお」と思うところです。
ただ、よく見ると写真のロゴは「楽天チケット」となっており、これは一部門...ではなく、子会社らしいですが。
NSN、ネバー・セイ・ネバーという会社は、先日ヴィッセル神戸を退団したアンドレス・イニエスタのマネジメントなどで、楽天と繋がりがあるらしいですね。


近日中、東京で会見予定とありますが、こうして見ると神戸拠点か?とも思います。
先日発表された、神戸ポートピアホテルでの年末三大タイトルマッチは、この話と何か関係あるのかな、と思ったり...まあ、それはないですか。


気になるのは、いざ何か日本で試合が行われるとして、それはどの配信で見られるのかなと。
普通に考えたらDAZNですが、従来の英語実況素材をただ流すだけ、とはいかないだろう中継番組制作を、今のDAZN日本が担えるものかどうか。
もしそれがかなうとして、DAZN配信になった場合、DAZN Globalの廉価プランで見られるものか?
もしDAZN以外だったら、正直見たことがなく、詳しいことは何も知らないですが、楽天TV、なんてこともある?


いずれにせよ、従来のボクシング界にはあまり出て来ない、新たな固有名詞が相次いで目に入ってきました。
色々と期待してしまいます。もちろん不安もありますが(笑)。

はてさて、どういう話に相成りますか。会見を楽しみに待ちましょう。



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U-NEXT、カシメロ小國戦の配信決定 ジュニアチャンピオンズリーグも27日に

2023-09-24 09:13:03 | 小國以載



ということでのろのろと感想文を書いている間に、来月の要注目カードのひとつ、ジュンリエル・カシメロvs小國以載戦の配信が決まりました。
やはりU-NEXTで。しかも、韓国やフィリピンでの興行がけっこう直前(3日前くらい)に発表されたのに対し、今回は日本でやるということで、当然事情も違い、早めに発表となりました。
その辺については伊藤雅雪プロモーターが動画で語っています。







気を遣ってか、U-NEXTは良い、という話に時間を割いてますね(笑)。
でも実際、U-NEXTって、入ってみると価格だけのことは充分あるなあ、と思うことの方が多いです。
海外ボクシングも意外にやってくれますし、ライブでありながら日本語のコメンタリーが付くのも、やはりありがたいですね。


正直、ダイナミックグローブのカード自体は、まだこれからかなあ、と思うことが多いですが、今月末、27日には、ジュニアチャンピオンズリーグの模様も、U-NEXTで配信されるとのことで、G+系のボクシングコンテンツは基本、こちらに全部お引っ越し、という感じですかね。
個人的にはMotoGPなんかも、ひょっとするとG+が手放してこちらに?と気になるところです。関係ないか...。


しかし、こういう特別な興行はまだしも、レギュラー番組たるダイナミックのカードは本当に、CS時代から変わり映えしないのが現状です。
10月は竹迫司登再起戦、相手は韓国の選手ですが、これがまたABEMAの重岡兄弟ダブル世界戦と被る不運。
11月は先日発表がありましたが、飯村樹輝弥の日本フライ級王座初防衛戦、相手は名古屋大橋ジム、激闘王大橋弘政のジム所属、13位の村上勝也。
戦績は良いですが、久し振りにこういう順位の選手がタイトルマッチに出る話を聞いたような。
アンダーに豊嶋亮太vs石脇麻生、浦川大将vs三代大訓がありますから、全体としては良い興行ではありますが、それでもやっぱり地味。

ボクシングファンにとっては興味あり、でも「そこまで止まり」でもありますね。
それ以上の何かを求められてはいない、ということか。それとも...?


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練られた攻略法を、強打で打ち崩す 高山涼深、村地翼を8回TKO

2023-09-23 11:05:31 | 関東ボクシング


ということであっという間に次のライブ配信がやってくる昨今、昨日はABEMAのDANGAN興行、ライブ配信を楽しく見ておりました。
簡単に感想です。


カードとしてメインと言えるのは、日本スーパーフライ級タイトルマッチ、強打のサウスポー高山涼深に、WBOアジアタイトルを日本タイトル挑戦切符として使った?技巧の村地翼が挑む一戦。

序盤、村地が右回りのフットワークでスタート。高山にしたら、強打を秘める左から打っていきたくなる流れ。
しかしおそらく、それが村地の罠というか狙い。左から打っていくとき、どうしてもバランスが乱れがちになるのが強打のサウスポーというもの。
村地、高山の左ストレートを誘い出し、それを外して、逆に右ストレートなどでヒットを取る。

3回、高山はプレスかけて出て、右フックでダウンを奪うが、村地のダメージはさほど。
4回、村地が巧く立て直し、逆に右クロスのヒットで、高山が少し効いたかと見える場面も。
5回も村地リード。途中採点は5ラウンズで6ポイントを争う数字で、3対3が一者、4対2で村地が二者。
さうぽん採点は二者のと同じ。ダウンのあった3回以外全部村地、と見ました。

高山は右リードを強く叩いて止めてから、という攻め口が欲しいが、なかなかそうもいかない。
しかし左の威力が村地を脅かし始める。6回は前半村地だったが、後半高山の左強打が決まり、村地が止まり始める。

7回、足で外すよりクリンチで凌ぐ回数が増えた村地に、高山の左強打が再三飛ぶ。
8回、クリンチの多い村地からレフェリーが減点。状況次第、人が違えば放置しているところだろうが...と、微妙な印象でもあるが。
再開後、高山の左が決まり、続いてボディへ。スリップダウンあり、また再開。
直後、相打ち気味に高山の左が入って、少しもつれて村地膝をつく。ダメージによる、という裁定でダウンとなる。
村地立つが、高山の強打が左右とも続けて入り、村地三度目のダウンと同時に、レフェリーが止めました。


村地はパワーのある高山とまともにやり合わず、相手の力を躱す闘い方を練ってきましたが、最後は高山の強打が、その戦略を打ち砕きました。
アマ歴は豊富とはいえ、プロキャリアがまだ少ない高山にとっては、一試合で数試合分の「学び」があった試合ではないか、と思います。
対象的な両者が持ち味を出して、スリルのある展開を見せてくれた好ファイトでした。
特に挑戦者、村地翼の健闘が光った、と思います。



順番でいうとこの試合はセミ。メインは京口紘人vsジャーベン・ママの一戦。
ママが113ポンドということで、フライ級を1ポンドオーバー、当日計量でバンタムの体重なら試合成立という話でしたが、最近のあれこれからすれば小さい話やなあ、たった1ポンドかあ、まだ良心的な...とか思ってしまいますね。
それはさておき、試合自体は京口が、柔軟かつ強靱な下半身から、ボディブローやアッパーを多用する攻撃ボクシングでママを圧倒。
3回終わり間際に、ボディを再三叩いていた左アッパーを上に返して、ママをダウンさせる。レフェリー、カウント進めてKOとなりました。

相手も別に、話にならんという選手ではなかったですが、相手どうというより、試合開始の時点から、京口が非常に良いコンディションにあると見えて、それでもうこの試合はOKかな、という印象。
今後は国内外、フライ級で良い相手との試合が見たいですね。



セミセミは丸田陽七太再起戦。海外で組まれるはずだった再起戦は、先方のご都合で一方的に断られたのだそうで、ブランクが伸びてしまいましたが、今回はライト級で再起戦。
相手のポンラワット・ナジンダーは、一発振ったらパンチはありそうでしたが、何しろライト級でも速くて遠い丸田に、パンチを出す機会自体が乏しい。
丸田がボディを叩いて上に右クロス、追撃という流れで3回にKO勝ち。
こちらも相手どうではなく、丸田のコンディションが非常に良く見えて、今後に期待したくなりました。



とまあ、拮抗する内容になるであろう、という日本タイトルマッチを、元王者の再起路線カードで挟むという、いえばがっつりした具を軽めのパンで挟んだサンドイッチみたいな興行で...なんというか、見る分にはこういうのが楽でいいかな、なんて思ったりもしました。
先日のAmazonPrime興行のような、全試合がっつり、というのが4つ並ぶのも、それはそれで良いでしょうが、反面、見ていて気が張る試合ばかりだと、ちょっとしんどいかなあ、という気もしますので。
そりゃ、あんまり強くない外国人ばかり並べられても困りますが(そういう興行、よく見たもんですわ...)、要は何ごともバランス大事、なのかもしれませんね。



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見せた可能性自体は悪くない、けれど 那須川天心、デビュー二連勝

2023-09-22 06:16:02 | 関東ボクシング



ということで月曜日の今頃感想文、続きです。
那須川天心はメキシコのバンタム級王者というルイス・グスマンに判定勝ちで、デビュー2戦目も勝利しました。



那須川、試合前のコールで、顔を押さえて笑うパフォーマンス。
自分に懐疑的、冷笑的な目を向ける人々への皮肉と反撥でしょうか。


試合が始まると、構図としてはデビュー戦の与那覇勇気戦と同じだ、と一見してわかる。
一回り小さい相手で、なおかつスピードも落ちる。言えば「楽」な設定の試合。
もちろん、デビュー二戦目で、新人同士の試合でもないのに、相手とはっきり差があること自体が凄い、と言えばそうですが。


初回から那須川、相手の出鼻に余裕を持って右フック合わせ。
続いてグスマンの右を外して左カウンター、良いタイミングで入って、早々にグスマン、ダウン。
立ったグスマンに同じパターンの左。ボディアッパー、右フック返しも飛ばす。ステップ刻んで余裕を見せる。

2回、グスマンが前にのめるたびに左ストレート、ボディアッパーを打ち分ける。
3回は引き寄せておいて右フックでチェック。なおも打ってくるグスマンの顔を見ながら左ボディアッパー。グスマン効いたか、止まる。

4回も左アッパーを出鼻に叩き、右フック引っかけ。プッシュしてグスマンをロープへよろめかせ、肩を怒らせて歩くパフォーマンス。
5回、足を踏まれて尻餅をつきかけるが、それ以外は事無く、合わせの技を繰り返し披露。
技巧派サウスポーとしての手練れぶりがまざまざと見える。こなれた巧さは新人ボクサーの水準を大きく超えたもので、いちいち見事。

しかしこのあたりで、見ていて「あ、この試合、6回戦やなくて、8回戦なんや...」と気づき、なんというか「ふー」と思わず息をついてしまいました。



序盤からやりたいことをやれている。鮮やかに奪ったダウンのみならず、相手を見て、常に適切な対応を見せている。
相手は新人ではなく、打たれる耐性が無いような「あまり強くない」外国人選手でもない。
しかし同時に、スピードもパワーも、一流選手のそれではなく、怖さの無い選手でもある。実質、一階級下の選手でもあり。
那須川のスピードとテクニック、その現状からして、まず間違いは起こりそうにない。

それがはっきりわかるだけに、序盤から那須川のボクシングが、相手のやることに対応する型のものばかりで、自分から出て相手を崩し、展開を作って行く、という部分がほぼ見えないことに、がっかりしていました。
また、こうして対応オンリーのボクシングで勝ち切ろうというのは...このような危険の少ない相手ならともかく、今後さらに上の相手と当たったら、という想定はないのだろうか、という疑問も浮かんできました。



6回、左ボディアッパーからの連打でグスマンを追い立てる。右アッパーのカウンターでぐらつかせ、また連打。
しかしグスマン倒れない。迎え撃ちきっかけで再三、ピンチに立っているが、攻める流れを奪われてはいないので、何とか保っている。

この回終了後、那須川がコーナーで本田明彦会長に「どうやったら決まりますか」と問い、それをマイクが拾う。
そりゃ、能動的に攻めて崩す組み立てがないまま、人ひとり簡単に倒せるかいな、諦めさせられるかいな...と、素人ながら思うところ。
グスマンの実力が那須川を脅かすものではないのは事実だが、さりとて「きつくなったら、座って帰ろ」というような、俗に言う「噛ませさん」でもないのだし。

しかし、こういう問いを試合中にしているあたりも、普通では無い。
普通なら、一生懸命やって勝てるかどうか、倒せるかどうか、という話なのに、そういうところには立っていない。
良くも悪くも余裕がある。しかし、その余裕と、否めないボクサーとしての経験不足ゆえに、根本的に食い違っているところが見える。



7回、展開変わらず。しかし終盤、右フックカウンターでグスマン、ダウン。
これが一旦、スリップの裁定に変更。ところがインターバルでもう一度、ダウンに戻す、というアナウンス。
これ、誰が、どの立場の裁量で、ルールを運用して、レフェリーの裁定を変更したのか、そしてまだ戻したのか、いずれ詳らかにしてもらいたいものです。
こんな好き勝手が通るなら、それこそ何でもやりたい放題になってしまいますんで、ね。


それはさておき、8回も那須川はヒットで明らかに上回るも、グスマンの前進止まず。
ラストで左を伸ばしてダウンさせたように見えたが、判定はスリップ。まあこの辺は勝敗に関係なし。判定は大差でした。



試合としては、やはり並外れた能力を持ち、しかしプロボクサーとしては新人、という那須川天心の特殊性が存分に見えたものでした。
何しろ速いし、合わせ技が巧い。際どいタイミングでも打てる。精神的にも落ち着いている、というのを通り越し、「要らんこと」をする部分も含め、余裕がある。

しかし、試合運びにおいて、自分の技術や能力をどう使うか、という面では、まだ経験不足。
何しろ基本「合わせ」ばかり。相手の出方に対応することで、試合を作っている。


それは言えば、粟生隆寛から教わったことを一生懸命やっている、ということなのかもしれません。
ただ、今後上を目指すなら、最初から最後まで、一定の間を取り、自分から相手を崩しに行かず、打ち込む姿勢を取らず、合わせる姿勢「だけ」で闘っていけるものではない。
それを那須川天心のスタイルとして固める、というのなら、それこそ粟生隆寛二世の道を極めねばならない。
それでもなお、行く道は険しいものがありましょう。


果たして、その現状を、那須川や周囲がどう考えているものか。
本田明彦会長のコメントは、いかにも、良い意味で帝拳ジムらしいなあ、と安心しました。
足りないものがあり、それを身に付けるための試合数が必要だ、ということなら、それは極めて正しい認識だと思います。

しかし他方、KO出来なかった、という結果について巻き起こっている議論?賛否の声?の大きさは、実際にリングの上で那須川が残した、試合内容という「現実」から、何か大きくかけ離れたものだ、と感じます。
言ってしまえば「そりゃ、倒せませんよ」と一言で済む、そんな試合だったというのに。


デビュー二戦目にして、すでにAmazonPrimeVideoのボクシング興行において、対世間のメインコンテンツを担う存在であることと、新人ボクサーであるというギャップは、まあ仕方ないことかもしれません。
今後勝ち続けて、タイトルを手にするようになれば、解決する話ではあります。

ボクサー那須川天心は「強い相手をそうそう倒せはしないが、速くて巧いサウスポー」としての大成を目指す、という方向性で作られている、と見えました。
しかし、どうもそれで良いとは思われていないし、そう見てもらえる状況に、彼がいないのも、確かなことのようです。


その辺のギャップが、歪みが、この特殊な状況にある、速くて巧いルーキーの今後を、どう左右するものか。
ある意味では、実に興味深い存在です。しかし、いろいろつまらん話になるんではないか、と心配でもあります。
とりあえず、拳の負傷が癒えた後、次あたり、体重の合った相手との試合を見てみたいものですね。



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115ポンドは最後で良いかも 中谷潤人、粘闘男コルテスに判定勝ち

2023-09-21 00:04:49 | 関東ボクシング




月曜のダブル世界戦、もうひとつの方は中谷潤人vsアルジ・コルテス戦。
ファン・フランシスコ・エストラーダにボディでダウンさせられるも健闘し、僅差と見える内容に持ち込んで敗れた小柄なファイター、コルテスを鮮やかに倒せれば、ありがちな比較論に過ぎずとも、中谷の評価がさらに上がるか、というところでしたが、結果としてはそうはなりませんでした。



前日計量で頬のみならず、目も落ちくぼんでいた中谷、減量は相当キツそうに見えました。当日計量時代だったら無理だっただろう、と思う「絵」でした。
コンディションはどうかいな、と心配でしたが、立ち姿が若干...「スッ」と立てていない、というか。
相手が小柄なせいもありますが、のぞき込むような格好で、それが若干左に傾いているかな、と見え、良い感じがしない。


しかし序盤は、逆ワンツーの右(初回)左ストレート(2、3回)など、目を引くヒットでリード。
ただ、右リードが甘いというか、手先で外へと相手を払うようなものがあり、これも「大儀」ゆえ、かなあ、と見えてしまう。

とはいえ4回もカードの真ん中を左で破るなど、リーチ差を生かしてコルテスをリード。
5回には、それまで出していなかった左ボディアッパーを、相手の読みを外して打ち込み、コルテスをダウンさせる。
完全に腹筋を締めるタイミングを外されて打たれたコルテス、ダメージ甚大。

コルテス、マウスピースを吐いて入れ直し、間は取れたが焼け石に水。中谷左右を上に当て、右でボディを狙い、これが効いてか、二度目のダウン。
詰めは滑らかにとは見えませんでしたが、やっていること自体は適切な判断によるもの。
次の6回早々、中谷のワンツー、左ボディストレートでコルテス、前にのめって倒れる。これも完全にダウンでしたが、レフェリーがミスジャッジ、スリップと裁定。
しかしコルテス、ますます厳しい状況。

ところがこの回、中谷が打って離れた間際にコルテスが左アッパー、大きな空振りのあと、それに隠すように?右を放つ。
中谷の重心が浮いているところに、このパンチが顔面を捉える。中谷ダメージあったか、クリンチでしのぐ。

中盤に詰め切れるか、と思っていた展開でしたが、一転。
思えばエストラーダ戦でも7回に腹で倒れ、もう終わりかと思ったら、そこからしぶとかったのがコルテスでした。

7回から中谷はコルテスの攻撃をしのぎつつ、回復を図る。
8回も同様の流れでしたが、徐々に回復したか、9回には左ボディブローを決めつつ、右サイドに身体を逃がす技を見せる。
これが「上」に決まったのがアンドリュー・マロニー戦の最終回でしたが...何しろコルテス効いて、止まる。
中谷、左ボディで追撃、コルテス三度目のダウン。

コルテス、ボディが弱点というか...打たれ方が悪くて効いてしまう、という方が正しいのか。
この辺もエストラーダ戦と同様で、ちょっと気配りが行き届かない感あり。


終盤は中谷が左ストレートを決めるが、コルテスなおも果敢に打ち返し、左フックのヒットもあり。
最終回、打ち合いに持ち込むがまた中谷の左ボディで崩れる。これもスリップだったが、実質五度目のダウンみたいなもの。
最後、中谷が出るがコルテス粘り抜く。判定は大差で中谷でした。



コルテスの粘り、健闘は称えられるべきですが、ボディの打たれ方を筆頭に、色々と世界上位に比べると不備が目に付く選手でもあり。
中谷潤人の今の立場からすれば、健闘を許さず下して欲しい挑戦者だったと思います。

しかし、試合を見終えて思ったのは、もうこのクラスで闘うには限界が来ている、この現状では無理もない、というものでした。
むしろ、しぶとく食い下がってくるコルテス相手に、最後まで崩れず闘い抜いただけで、今日は充分だった、と。




今後に関しては、スーパーフライ級の、他団体の王者たちが不活発だったり、互いの対戦があるかないか、というところだったりで、大きな試合が組めるものかどうか、不透明です。
しかし、そういう話以前の問題として、今回の試合を見て、中谷潤人115ポンドはもう最後で良いのでは、と強く思った次第です。

バンタム級はさいわいというのか何というのか、井上尚弥が統一した王座が、また当たり前のように4つに分かれていて、言い方悪いですがどれかひとつくらい(ホンマに悪い言い方や...)、挑戦出来んものかな、と。

WBA王者井上拓真は、アンカハスと決まり、その次は石田匠のはず?です。
WBC王者サンティアゴとIBF王者ロドリゲスは、PBCの選手(ロドリゲスの方は西田凌佑との話があるらしいですが)なので、トップランクで試合をしている中谷とは、組みにくそうです。
残念ながら、井上尚弥と闘ったスティーブン・フルトンに対し、従来とは比較にならない好条件が出たのとは、事情が違いますし。


そうなると、トップランクで試合をしている者同士でもある、WBO王者ジェイソン・マロニーあたり、受けてくれないものですかね?
兄弟の敵討ち、というような話は、変な煽り方になってしまいますが、そういうことも含めて、これなら何とかなりませんか。誰に訊いているのかよくわかりませんが...。



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もはや「具志堅以上」その真価まざまざと 寺地拳四朗、ブトラーを9回に仕留める

2023-09-20 08:58:16 | 関東ボクシング


ということで月曜祝日、友人宅でAmazonPrimeVideoのライブ配信を楽しく見ました。
感想は色々ありますが、とりあえず名実ともに(こんなことをわざわざ書くのも面倒ですが)メインとして相応しかった寺地拳四朗vsヘッキー・ブトラー戦から、簡単に感想です。


初回は印象としては静かなものだなあ、というところか。拳四朗の左ジャブが軽快に出ている。
2回は双方、多少ギア上げて、踏み込みに行った感。ブトラーは手数を増やすが、拳四朗のワンツーがより深く入り、ブトラーの顔が上がる。
3回、攻防の密度が上がっていく。互いに右ボディ。拳四朗右をヒット。ブトラー返すがまた拳四朗の右が当たる。
4回、ブトラーは左右に動いて、姿勢も色々変えて打ってくる。しかし拳四朗の右カウンター、正確。
簡単に倒せるとも思えないが、ペース自体は拳四朗。ボディも時折打てている。


ブトラーは往時ほど忙しなく動くではないが、その分無駄の無い印象。
多種多様な攻防パターンを惜しみなく出し、果敢でもあるところは同じ。
久し振りの世界戦のチャンスに、全身全霊を込めて闘っていることが伝わる。


5回、アクシデント発生。バッティングで拳四朗が右瞼を切る。解説の村田諒太が言うように、まともに血が目に入る位置では無かった?が、不測の事態ではある。
個々の選手に関係ない話、といえばそれまでながら、イベント全体の流れから行っても、負傷判定になるとちょっと辛いかなあ、などと思っていました。

ところがドクターチェック終えて再開後、拳四朗が明らかにギアを上げる。
左ボディの好打でブトラーを下がらせ、上はガードを叩き、また左ボディ、右もボディへ、小さい振りで突き刺す。
あっという間に、ここまでとはまた一段違う意味の劣勢に陥ったブトラー、右サイドに出て、死角から狙う右クロスという得意技で対抗。

しかし拳四朗、左フックのダブル、トリプルと左右ショートアッパーを織り込んで相手を崩し、合間に右ショート強打を狙う、こちらも得意の7、8連打コンビネーションを繰り出す。さらにワンツー決めて攻勢。
しかしブトラー、ボディ返して攻める。拳四朗のヒットにめげず、前に出てラウンドを終える。


試合の流れは完全に拳四朗のもの。普通の相手だったら拳四朗が6、7回あたりにフィニッシュしていただろうと思いますが、前回のアンソニー・オラスクアガ同様...多少、趣が違いますが、ブトラーここから奮戦。


6回、要所のクリーンヒットは明らかに拳四朗が良いですが、ブトラーは打たれてもすぐ左右ボディに右ロングと返し、抵抗。
拳四朗が右アッパー上、右ストレート下という凄いコンビを決めても、まだ出てくる。
しかしさすがに厳しく、打たれて足取りが乱れる。拳四朗ワンツーをヒットする。

7回、8回と同様の構図。そして徐々に、ブトラーの対応、反応が反撃よりも回避へと比重が移っていく。
サイドに出る姿勢も、遠回りながら見にくい位置から打つので良く当たる右クロスを打つためのものではなくなり、半ば横向きの「逃げ」になっていく。

9回、拳四朗、左右の速さ遅さを組み替えたワンツーを数度。打たれたブトラーがロープへ後退。
防御姿勢も取れず、拳四朗が左右の連打。最後は右がヒットしたところでレフェリーが止めました。



試合前から拳四朗有利の声が多く、実際の試合もその通りだったと言えばそれまでかもしれません。
しかし、この試合は実況が言うとおり「新旧世界統一王者同士」の闘いであり、それに相応しい濃密な内容のものでした。

それはまず、ヘッキー・ブトラーの変わらぬ果敢な闘いぶり、その健闘によって証されたと言って良いでしょう。
見た目は「道では会いたくない」風貌ですが(失礼)その姿は、まさにファイターの誠実、闘いへの献身を見たくば彼を見よ、と言いうる、感動的なものでした。


そしてこちらも変わらず、世界チャンピオン、王者、という言葉に相応しい、揺るがぬ巧さ、強さ、そして確かさを魅せてくれた寺地拳四朗。
5回、結果として出血が目に入ってしまって大わらわ、ということにはならず幸いでしたが、負傷判定の可能性も生まれたバッティングによるカットのあと、当然セコンドとコミュニケーションを取ったわけでもなく、自身の決断として、攻撃シフトに切り換えて、持てる攻めのオプションを全部繰り出し、ブトラーを打ちまくった姿は、こちらも感動的なものでした。

これが王者の強さであり、果断さであり、確かさである。その揺るぎない心技体こそ、真に世界の頂点に立つ者の真実である。
世界チャンピオンを名乗るボクサーは数多居ますが、我々ボクシングファンが、相応しいと思えるものを見せてくれる者ばかり、とは残念ながら言えません。
しかし寺地拳四朗は、今回もまた、それを我々にしかと見せてくれたように思います。お見事でした。改めて拍手です。



これでAmazonPrimeVideo配信の興行で、三度メインイベンターを務めた寺地拳四朗は、全ての試合で、百点満点に近い、堂々たる闘いを見せてくれていると思います。
世界タイトルマッチの出場は14試合を数え、13勝1敗。対戦相手は格下の名前は僅かで、大半が名実を兼ね備えた相手ばかりです。
少なくとも日本のボクシング史上、108ポンド級最強のボクサーであり、その内容や実績でもって、あの具志堅用高を上回る名チャンピオンであると言えるでしょう。


試合後、本人は4団体統一を希望するコメントをしていました。
報道ではフライ級転向も、選択肢としてある、という内容のものもありました。
しかし、4団体統一はもうええかな、と...ジョナサン・ゴンサレスやシベナチ・ノンティンガが楽な相手だなんて言いませんが、しかし今の寺地拳四朗からすれば、ちょっと難しいかもしれないがまず勝てる上位挑戦者、という感じでしかないでしょう。
もし彼に危機をもたらす存在があるとすれば、それはフライ級の、しかも階級最強レベルのチャンピオンでしかあり得ないだろう、と思います。

そのような彼の真価が、もっと広く多くに知れ渡り、それに相応しい今後があることを、ファンとしては願うばかり、です。
アンダーは色々ありましたが、終わって見れば寺地拳四朗偉大なり、それがほぼ全て、という興行でありました。



コメント (8)
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本日はお出かけ観戦会(会場観戦ではなく)

2023-09-18 00:03:54 | 関東ボクシング




さて、決戦当日です。
昨日の前日計量、全選手、無事にパスとのこと。
こちらはトップランクのTweetです。






こちらは寺地拳四朗のTweet。
いかにも「らしい」ところです。
見たところ、消化の良さそうなものばかりですね。以前のような肉寿司爆食いとかは、さすがにもう...(笑)。








さて、個人的な話ですが、今日のAmazonPrimeVideoによるダブル世界戦は、友人宅で観戦会をやることになりまして、会場には行かないけれどもお出かけです。


ちょっとアメリカのご家庭でのPPV観戦ぽい感じの話です(笑)
あちらではその興行全部生中継で、数十ドルから、高いのだと100ドル前後になるようなのがあって、少々お高い。
でも数世帯がまとまって、ちょっとしたパーティーみたいな感じで視聴するのだそうで。
まあ、そんなご陽気なものではないですが、たまにはこういうのも良い、ということで。


そんなことでブログ更新は遅れると思います。明日は更新出来るかどうか、ちょっとわかりません。
ご了承くださいませ。


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