秩父札所 第12番仏道山【野坂寺】山門
御詠歌【老いの身に 苦しきものは 野坂寺 今思い知れ 後の世の道】
人生の終盤において、苦しみや困難に直面することの多い老年期に、野坂寺での実践を通じて、死後の世界への道を真剣に考え、心の準備をすることの重要性を伝えています。
※12番 野坂寺 – 秩父札所 (chichibufudasho.com)
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【臨済宗南禅寺派/野坂寺】の御詠歌は、老いの身の私にはつまされます。
13:30羊山公園より急坂を下り、平地に出たところを左に曲がって少し歩くと、長い塀が見えてきました。
途中で会った犬散歩の方に「野坂寺は?」と道を聞くと「札所12番ですね」と丁寧に教えてくれました。
地域では「札所何番」と尋ねる方が分かりやすいのかもしれません。
【野坂寺の塀】風情のある小路
「こんなところは時代劇などの撮影に良いかも!」「そう言えばこのごろすっかり時代劇は無くなったね!」などと・・・話しながら歩きました。
【山門】楼門形式
山門には変わった観音様(木造)が並び、なんだか身が引き締まり、参拝することで御利益もありそうでした。
(観音様の写真がうまく撮れなかったので※秩父札所案内様よりお借りしました)
【十牛観音】
【あずかり観音】
怒り、病気、煩いを預かってくれるそうです。
【手水舎】
手水舎傍の「タイツリソウ」が綺麗でした。
【本堂・観音堂】
本堂で参拝をしていると地域の人らしき方が次々と訪れ、私達にも挨拶をして下さり左手にある納経所へ入っていきました。
地元の会合でもあったのでしょうか?
【六地蔵】
山門通りに赤い帽子をかぶっている可愛いお地蔵さんが6体いて、それぞれ違う顔、違う所作をしていました。
帰り道で見た、門より少し離れた場所のこの枝垂れ柳が印象に残りました。
境内の桜はだいぶ終わっていましたが、とても見どころのあるお寺でした。
これから藤や蓮の花が咲くそうですので、まだまだ見る処があるかもしれません。
14:40野坂寺の見学後、てくてくと歩いて「西部秩父駅」へ向かいました。
15:00「西部秩父駅」2021年冬に訪れたことのある懐かしい駅です。
「めんま」もちょっと汚れていたけれど、健在でした。
ホテルの迎えを16:00にしてくれるように電話をし、約1時間で駅前温泉「祭の湯」でお茶することにしました。
みたらし団子を食べコーヒーを飲み、ホテルの迎えを待ちました。(考えてみれば、お昼から炭水化物ばかりの二人です)
⑥【2日目の宿/農園ホテル】そして帰路へ続く・・・