飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ロシアがアサド政府軍支援、シリア領土の空爆を開始

2015-10-01 18:47:10 | プーチン

「プーチンドクトリン」が胎動した・・・!
テロ戦争が新たな段階に突入したことは明らかだ!
周到に準備されたテロ掃討作戦・・・!
・・・と観る。
果たして、NWO中東動乱WWⅢ阻止となるか?!

ロシアがアサド政府軍支援、シリア領土の空爆を開始


この度のシリア内戦にロシア参戦が、

WWⅢ(第三次世界大戦)の端緒と観ている人々が多いが、

全くの逆である。

本来は、アラブの春を切っ掛けに、

エジプト、チュニジア、リビア、そしてシリアと「自由革命」が起こった。


 

その果てがこれである。

シリア難民が400万人発生して、欧州に押し寄せている。

その大半は、屈強な若者たちで、女子供は少数である。

少数であるから大写しになる。

 

言うならば、

難民と称する民族大移動である。

既に、ウクライナでは100万人近くのロシア住民の難民が発生している。

この元凶は、同じ首謀者たちである。

バルト三国には、NATO軍が繰り出し、

戦争前夜の様相だ。


 

イランは、何とかその包囲網をくり抜けたが、

本来は、

シリアからイランにその戦線が拡大が予定されていたのである。

これが、

この度のロシア参戦で、シリア情勢が大きく変わるだろう。

本来のWWⅢ戦略が、取りあえず、頓挫したのである。

 

まあ、いろいろな見方があるであろうが、

何を今更、ポロシェンコと話し合いを持つ、

安倍総理の魂胆が分からない。

話し合いを持つべきは別にいるだろう、と思うのであるが、

これも一つの狡猾な外交戦略とすれば、

納得がいかない話ではない。

 

何せ、

今はNWOに追随している日本政府の苦肉の策とすれば、

致し方もあるまい。

ちょっとネットサーフィンすれば、

真相が見えてくる現在、

この程度の真相も見えない情報能力が、

我が国政府だとは思いたくない。

 

中国では、爆発騒動が続いている。

国内動乱の渦中にあると断定して間違いあるまい。

北朝鮮は、粛清が続いていると言うし、

何時、東アジアに難民が押し寄せる事態が発生しても可笑しくはない。


 

その時のための集団自衛権体制であることを、

やがて気が付くことになろう。

はっきりしていることは、

シリアはロシアとの集団自衛権行使が無ければ、

とっくの昔にリビアと同じ運命をたどっている。

この事は間違いがない。


 

以下の動画は、

9月に入ってすぐに、

縦鼻万端にシリア支援を企図していたロシア軍の動向であろう。

多分、テロリストは相当に怯えている?!

 

Russian Air Force IL-76 aircraft leading four Su-24 over Homs Governorate, Syria, 20 September 2015
 

 Russian BTR-82A spotted in Syria

War in Syria Current Situation 11 September 2015 Syria War

 

もう一つ!

動画を貼れないので、

http://blog2.tumuzikaze.net/index.php?go=H5H4cf

をどうぞ!

 


【転載開始】
ロシア
2015年09月30日 16:49(アップデート 2015年09月30日 18:38) 短縮 URL
1929161

上院議員は、ロシア軍を外国で使用することを全会一致で可決した。

先にプーチン大統領は、ロシア上院にロシア軍を外国で使用する許可を求めた。なおロシア大統領府のイワノフ長官は、これはシリアに関連していると説明した。


【転載終了】


国連総会におけるプーチン大統領の演説(動画)

2015-10-01 08:46:36 | 国際・政治

プーチン大統領は、国連演説の後、
準備されたアサド支援に因るISISテロ空爆に突入した!
自由シリア反体制派も含む、
包括的テロリスト退治に乗り出したわけだ・・・。
その根拠は、
シリアの合法政権アサドとの集団自衛権発動である!

 

国際法上、合法軍事行動だ。

これで、

生半可なテロ戦争は、一挙に形勢を変えることとなる。

 

 

これまで米国は自由シリア反体制派を軍事訓練し、

武器を与え、支援してきたが、今やその大半はISISに合流した。

アルカイダから始まったイスラム過激派テロリストは、

アフガン、イラク、アフリカ、ロシアなど各地に散らばり、

テロ戦争を仕掛けてきたが、

ISIS(ISIL)に糾合するように中東で猛威を奮っている。

 

それを振りまいたのは、モサド、CIA、MI6等諜報機関だが、

化け物となって、舞い戻った格好である。

それらを退治すると言いながら、

米・英・フランスその他の西側有志連合は、

スローガンは大きいが、手を拱いている。

と言うより、本気度がまるでない。


 

それは産み落とした親であるからだ。

それが大きく変わるだろう。

シリア難民は400万人とも言われるが、

そもそも元凶である母国の戦乱を鎮める他に、

何の有効な手立てがあると言うのか?

 

イラクもシリアも、もっと言えば、

リビアもその体制を崩壊させることを目的にテロ戦争を植え込んだのだ。

中東全体を混乱の渦とし、

テロ戦争を世界にまき散らすことが、

真の目的であったとすら見受けられる。


 

そこに、一つの新手が登場した。

大きく情勢が変わるだろう。

良い事か、悪い事か?

元々、悪い事であったので、それ以上、悪くなることはない。

シリアの解体に、待ったが掛かったという事である。

 

Владимир Путин выступил на 70-й сессии Генассамблеи ООН

 

【転載開始】

政治
2015年09月29日 20:08短縮 URL
第70回国連総会 (27)
12501160

国 連総会におけるロシアのプーチン大統領の演説では、テロとの戦いが主要テーマとなった。プーチン大統領は、テロ組織「イスラム国(IS)」と戦うために具 体的な提案を行い、国際的な連合の結成を呼びかけた。またプーチン大統領は、ウクライナについても取り上げ、ドンバスの住民の関心を考慮する必要性がある と述べた。

プーチン大統領はまず国連について、次のように語った。

「国連は合法性、代表性そして普遍性において比類するもののないストラクチャーだ。

たしかにここ最近は国連を指した批判は少なくない。あたかも国連は効果が不十分なところを見せ付けており、原則的な解決の採択が何よりもまず、国連安保理メンバー間の克服不可能な矛盾に立脚しているというものだ。

だが指摘しておきたいが、国連での意見の相違は、組織が存在しつづけているこの70年の間、常にあったし、拒否権の発動もいつも行 なわれていた。これを使ってきたのは米国であり、英国であり、フランスであり、中国であり、ソ連、後のロシアだった。これは、これだけ様々な顔を代表する 組織にとってはしごく当然のことだ。国連創設の際に、ここで意見の一致が支配するとは予測されなかった」。

プーチン大統領は、ロシアは全てのパートナーと共に、幅広いコンセンサスを基盤にして国連を発展させる用意があり、他の国々と協力して、国連の中心的役割を強化するために一貫して活動すると指摘した。

またプーチン大統領は演説で、ロシアを含めた一連の国々で活動が禁止されているテロ組織「イスラム国(IS)」を含む中東情勢に多くの時間を割い た。プーチン大統領は、極めて危険な組織であるISについて、「何もないところから発生したのではない。これも初めは、不要な体制に抗する武器として大切 に育てられたのだ」と述べ、次のように語った-

「テロリストらに媚を売って取り入ろうとするあらゆる試みや、ましてや彼らを武装させることなど、ただ先見の明がないだけでなく、 『火災の危険性』がある。結果、世界的にテロの脅威が危機的に高まり、新たな地域が占領される恐れがある。しかもISの施設では、欧州を含む多くの国の戦 闘員たちの下準備が行われている。残念ながら、率直に述べなければならないが、敬愛なる皆さん、ロシアもこの件において例外ではない。すでに血のにおいを 感じてしまったこの悪党たちが祖国に戻り、そこで自分たちの悪事を続けることを許してはならない。私たちはそのようなことが起こるのを望んではいない。な ぜならそんなことを望んでいる人は誰もいないからだ。そうではないか?」

プーチン大統領は、シリアの合法政府への支援、リビアにおける国家構造の再建、イラク新政府への支持、そして幅広い国際な反テロ連合の結成を呼びか けた。そして予想通り、プーチン大統領は演説の中で、ウクライナ情勢に大きな関心を割いた。プーチン大統領は、ウクライナでは外国から武力クーデターが扇 動されたと述べ、ウクライナでは深刻な地政学的危機が起こったと指摘し、次のように語った-

「『冷戦』時のブロック的思考と、新たな地政学的空間を手に入れようとする欲求が、残念ながら、我々の複数の仲間には今もまだある。
最初はNATO拡大路線が続行された…。何のためか?

それから旧ソ連諸国には選択を突きつけられた。西側と共にあるか、東側と共にするか? 遅かれ早かれ、こうした対立的論理は深刻な 地政学的危機を迎えるはずだ。そしてこれがウクライナで起きた。ウクライナでは圧倒的多数の住民の現行政権に対する不満が利用され、国外から武力クーデ ターが煽動された。その結果、燃え上がったのは内戦だ。」

プーチン大統領は、ウクライナ領土の一体性を武器の力で確保するのではなく、ドンバスの住民の関心を考慮する必要があると述べた。そしてプーチン大 統領は再び、「袋小路」から抜け出す方法は、2015年2月12日のミンスク合意を完全かつ誠実に履行することでしか見つけることはできないと指摘した。

プーチン大統領は演説で、グローバルな気候変動など、大規模な問題も取り上げた。プーチン大統領によると、ロシアは12月にパリで開かれる国連気候 変動会議の結果に関心を持っている。プーチン大統領は、グローバルな気候変動対策におけるロシアの貢献について語った。大統領によると、ロシアは2030 年までに温室効果ガスの排出量を1990年のレベルと比較して70-75パーセント削減する計画。

プーチン大統領の演説(RT):

【転載終了】