数日前に
おばさんが
「則子さん、ぼろくその布があるけれど
台布巾にでもするかい?
母ちゃんが、きっと布巾にでもしようと思って
織ったんだよ」
という
「え~~!
すごい
ほしいほしい
おばさん
台布巾だなんてとんでもない
それは
宝物よ!
見せて見せて!」
舞い上がっちゃったよ。
この画像がそれです。
綿を育て
それをつむいで
夫のおばあちゃんが織った布!
私の感激ぶりに
やおらこの布の値打ちに目覚めたおばさん
いろいろ当時の
自給自足の
布を織ったりなど
なんでも自分たちでこしらえて暮らしていた話をしてくれました。
夫が小学校に入るとき
おばあちゃんの織った絣の着物を着ていって
みんなはぺらぺらの洋服
それでも
夫は自分の着物が恥ずかしかったという当時の気持ちを教えてくれました。
あの頃は、いくらぺらぺらでも
買ったものが高級に見えたって。
思いがけず
すごいプレゼントをもらって
ホクホクの私です。画像をもう一度良く見て!
一本一本唾(これが大事)でぬらしながら紡いだ糸
性格のきっちりさが見えるおばあちゃんの織りです
レベルの全然違う話ですが
これは
小学校に入るとき
息子に作ってやった筆箱です
普段忙しくて碌に子どもの面倒も見れない私
いろいろなものを手作りで
って自己満足。
この筆箱を使わされていた息子
或る日
「おかあさん
お母さんにすごく申し訳ないんだけれど」
「何、もじもじ言ってんの
はっきり言いなさい!」
「あの~~
つくってくれた筆箱嫌いなわけじゃないんだけれど
ボク、あの~~
ガンダムの絵のついてる
三段にパカパカ開く筆箱がほしい!」
あはは
このときは
自分の自己満足母ちゃん振りを
思いっきり笑ったよ