花てぼさんのところで 懐かしい本を見た。 同じお年頃の方 懐かしいでしょう? このシリーズで 世界名作物語を読んだのです。 お向かいのおうちの お友達の誕生日プレゼントに 私がまだ読んでいない本を 母があげたことがあり それが 私の嫉妬初体験でした。 遊びに行って その子より先に読んでしまいました。 ブーイングを食らったのも覚えてます 「のりこちゃん、本ばかり読んでちゃつまらない!」 その本は「岩窟王」でしたよ。
この本は「小公女」です。
昭和25年発行です。
名前が書いてあるのは小学校2年生の私の名です。
この本が、
このシリーズで初めて買ってもらったものなので
持ち続けているのです。
この絵もよく覚えています。
キンダーブックの
屋根に落ちる雨の詩とともに
私には
屋根を上から見るというのは
心が遠くへ飛んでいく気持ちなのです。
セーラ・クルーは屋根裏部屋に閉じ込められているようで
この窓から思いもよらない世界が広がる
そこが好きでした。