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夕べの会話 青私 茶色武蔵 牡丹色おばさん
「今日白い花が一杯咲いていたの
あれ、おそば?」
「あれはこぼれた種が咲いたのだよ
本格的にはこれから」
「霜が降りなければ実が黒くならないんだよ」
「じゃあ新そばはそれからか」
「昔は山の畑でそばを作っていたんだよ」
「それを、おうちで粉にするの?石臼で!」
「そうそうなんでも、家で粉にしたんだよ」
「石臼があれば、合い米を粉に挽いてお団子が作れるね!」
合い米は屑米で、おばさんが食べる人もいないから捨てるというので
もったいないともらったのですが食べきれないのです。
石臼で黄な粉も小麦粉も挽いた話を聞いてうっとり。
「そば打って食いたいなあ」
「おい、30万円くれ!石臼買って来てやる」
と、武蔵が手を出すので
「お願いお小遣い30万円頂戴」
と、私も手を出す。
だめだめ
石臼
この痛い手で挽けるわけ無いじゃん。
昔は 雨が降って 畑仕事が出来ないときは 粉をひいたり 俵を編んだり 筵を織ったり 仕事が一杯あったんだよ
筵って何にするの?
稲をこうやってこうやって
(とうみとかいろいろな道具のことを言われたが
頭に入りきらない)
綺麗なもみにするとな
筵を庭一面に敷いてな
そこに広げるの
土の上に広げるわけに行かないだろう?
それでここに広げて
くしの歯みたいなものが擦れ合う大きな道具で
ざらざらざらざら
玄米にして
天日に3日ほど干すんだって。
「昔はな、機械なんかないから
みんな家で、手作業でやったんだよ」
聞いてる私は
当然知っててよいことを知らないので
何回も同じ話を聞いても
新たに
「へえそうなんだァ」
ということがあるので
結構いいコンビの
我が家の会話です。