遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

枝豆のポタージュ

2009-07-31 20:15:57 | 食べ物

Imgp5826

生まれて初めて作った枝豆のポタージュ

そもそも呉汁を食べたことがなかった

私が育った家には

呉汁という料理はレパートーリーにないもの

 

呉汁は染色用の下処理剤という認識しかないわたくしでした。

 

ここ田舎では呉汁には美味しい思い出があるようで

よく

呉汁呉汁と騒ぎます

 

そんなに言うなら作ってくれればいいじゃないねえ

 

今日の

枝豆のポタージュ

武蔵とおばさんに大好評でした

 

これを作ったのは

藍染め用にミキサーで ではありません

おばさんにもらった

強力ミキサーを使いました

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藍の生葉染め

2009-07-31 15:57:48 | ブログ

ぐずぐずしていたが

やっと思い切って

ミキサーでが~~~~

台所の流しで

染めた

Imgp5807

こんな感じが

空気に触れて

こうなる

Imgp5814

これは  シルク シルクとレーヨンの混紡

淡い色にしたのは

わざとそうした

色素が減ってる液を使ったのです

Imgp5816

毛糸は

本当は

かせにして捌いて染めるんだが

そんなことを考えてたらいつまでもできないから

丸いのをほぐして

いい加減に染めた

斑でもいいよ

と思って

しかし

干すとき

結局かせにしなきゃ

 

あああ

やっちゃおれん

 

夕飯の後

プールのあと

と思うと眠くなり

毛糸が腐るかなあ

 

ゴム手袋をするなんて

人には指示を出すが

自分は

もうどうでもよくなり

百年の恋もそんなものがあったって

冷めはてる手になった

Imgp5803

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痛い!こいつに刺された

2009-07-31 15:42:46 | ブログ

Imgp5821

イラガの幼虫だ

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2009-07-31 09:15:18

2009-07-31 09:15:18 | ブログ

本の話は、読んでない人には

意味不明ですよね

でも

書きたい

「山月記」に出てくる

虎の変身した李徴は進士に合格したものの

出世はしなかった詩人です

傷つき懊悩する中で発狂し

気がついたら虎になって山林を疾駆する虎になっていた

 

という話です。

世に埋もれた逸材は

虎を抱えて生きているのでしょう

 

私はこんな風に優れた人を思ったのではありません

そこらにいる

ごくごく凡人にも

とても多いです

 

私の父はそうでした

幼くして孤児になってしまったために

学業への道は全く開かれてなく

失われた自分の機会をいつまでもくよくよ

怨念を持って生きて死んでしまった。

そういう父に育てられたのですから

私だって

そうとう

虎を抱えています。

 

おぞましいものとして

ストーカーの犯罪が報道されるたび

 

自分の中の

しつこいところ

こだわるところを恐れる気持ちがあります

 

中国の詩人

この

鬱々とした思いの中をさまよう詩人が多いのは

科挙というものの副産物でもあるかもしれない。

話が飛ぶようですが

佐伯泰英氏の文章と高橋義夫氏の文章の違い

ちょっと関係します

佐伯泰英の場合 宮本武蔵のような不敗の主人公が

恨みをたぎらせてる敵を

皆打ち据えてしまう。

水戸黄門の「この紋所」なの。

高橋義夫氏の「ゆけむり・・」の場合

主人公は若者のコロの決闘で打ち負かしてしまった相手が

恨みを育み力を蓄えて

果たし状を突きつけてくれけれど

その決闘は二人の間で決着はつかない

二人ともなだれに巻き込まれてしまう。

そういう描き方をするところが好きです。

 

「山月記」は

全体が詩であり 

その情景は

絵を見ているように脳裏に描かれていきます

 

こういうのって

芸術なんだろうなあ

 

どうです?

読みたくなったでしょう?

 

朗読?

できたら素敵です。

花てぼさんが読んでくれるかもしれません

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