遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

「水神」帚木 蓬生

2009-12-24 06:36:33 | 日本の本

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「玉川兄弟」と「橋のない川」を思い出しながら読んだ

前者は玉川上水(太宰治が入水した)を作ったときの話

後者は奈良盆地の水不足との闘いが描かれてる

この話は筑後川に堰を設けて高台の田に水を引き入れる

庄屋たちと村人の話

民主主義って人民が自らの暮らしのために

自ら立ち上がるところに根源があるなということを感じた

政権交代では

それだけに期待するだけでは

人民は滓をつかまされるからね

 

そうはいっても

私は自分勝手に生きてて

孫・子の代に申し訳が立たないけれど

 

悪魔の感想文には

歴史を見る異界の視点の示唆があったので

つぎは

「日本史再発見」板倉聖宣を読み始めた。

 

科学する人の目に

何がどううつるのか

目を見張ってわくわく読めるところがありそうな本です。

帚木蓬生氏は時代小説はこれと「国銅」だけだそうだ

コメント
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