遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

異次元の刻印 」グラハム・ハンコック 続き

2009-12-30 20:29:21 | 外国の本

ちょっと

この本駄目

豚パンチ食らわしたい

 

私はだいたい霊的なものの存在は感じないのよ

 

魂が揺さぶられる

というのはあるのよ

でも

この本を読んでいると

(その手は食わん!)

と言う気持ちでむかむかしてくる。

 

幻想がだめと言うのでもないの

 

まず

インドール・アルカロイドなどという幻覚物質を服用して

見るものが

幾何学模様とか蛇とか

異次元の世界に連れ出されると言うが

一緒のセッションに参加した

または同様のセッションに参加した人が同じような幻覚を見るからといって

ホログラムみたいに

像を結ぶような書き方をしているのが気に入らない

 

太古の洞窟絵画が

シャーマンと関係はあるかもしれない

 

でもそれは

異次元への誘いではないだろうと思う

 

ここで異次元といってるのは

脳の中の働きで

脳は外界を写すし摂取する物質で働きが変ったりはすると思うし

共同幻想って神秘的でもなんでもないと思う

芸術はこれまた脳に働きかけ

なにやら波立たせ

なにやら構築していくものだけれど

なんかなあ

ちょっと違う

 

ただ

人類の歴史の中で

いつから抽象化を行うようになったのか

それは

かなり謎かもしれない

7万5千年ぐらい前だというのよ

 

そのきっかけに

植物のアルカロイドが関係したかもしれないとは思う

 

普段でも身の回りに

霊的体験をしたと言う人は多い

私はないから胡散臭い目で横目をするけれど

 

長くなるので

これはまた今度 書こう。

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「異次元の刻印 」グラハム・ハンコック

2009-12-30 05:57:49 | 外国の本

51thrgl4zil__bo2204203200_pisitbs_2

この作者は「神々の指紋」で一世を風靡した人だ

私も興奮して読んだ記憶があり

何時ものデンで内容は忘れた。

読んだ後

とんでも本にあげつらわれ

似非化学といった批判も思い切り浴びた気もする

 

さて

読み始めると

面白い

カルトの教祖は多分この人のような

人を引き込む才能にあふれているに違いない

 

で、疑ってしまう。

ペシュ・メルルの壁画について知識がなく

ハンコックの本の中の画像はサイズがおかしい

Pech_merle_main

画像を探したら 出てきた

写真が出てくると

存在を信じちゃう私も安直だが

まあ

これは本当に写真だろう

この手の絵がね

手でマスキングして

霧状に色を吹き付けて描いたと言うのよ

手のサイズからすると

かなり体は大きかったんだろうなあ

 

これが今ギャラリーにある私の絵と同じ技法なので

面白かった

 

原始時代の絵画は謎だらけだけれど

画像を探している間に色々なアプローチがあるとわかって

うれしい 面白い

 

まずは

ハンコックのこの怪しげな本を

楽しむことにする

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする