遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

「悪霊にさいなまれる世界」カール・セーガン

2010-01-05 21:43:15 | 外国の本

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   なかなか読み終わりませんが
後半でカールセーガンは教育問題について大いに語っています。

 科学教育がなおざりにされ
むしろ排斥されている現状
メディアが協力に非科学的嗜好を人々に押し付けていることを嘆いています。
 日本もそうだよ
テレビが見せることを疑わずに見てしまう人
見てしまうことはなんと多いことか
アメリカの報道もかなり怪しいのね
アメリカで報道されてると本当臭く見えたりしない?
特に宇宙人の話。
 
 自分の受けてきた科学教育を思い返してみた
私は大丈夫か?
速さの単位だとか重力の単位だとか
基礎的なことも知らない
だいたい絵を習いたい一心で
せっかく教育を受けるチャンスに恵まれてただろうに
理科は
物理と化学しかとってない
物理は途中で投げた
 
 テレビが何でも見せてくれるようだから
分かっているような気がするって
危ない危ない
 
 ウィキペディアもいろいろなとき調べる手立てにするけれど
私なんかが調べることは浅はかだから間にあうことは多いけれど
実はとても浅薄だし
その項を本当に研究している人からすると
かなり問題だったりするらしい。
 
 カール・セーガンは懐疑的思考と 不思議さに驚嘆する感性が子供に大切だって
言ってる
勿論大人にもだろうけれど
私には 不思議に驚嘆する感性はある気がする
マックスウェルと科学オタクという章で

 光と電気と磁気の話が出てくる
この話が分かるために必須らしい方程式は全然歯が立たない
 
 でも
凄く興奮する
光と電場と磁場が物質がなくても伝わりその速度が一致していて
いわばすべては光だ!
というのは
計算が出来ないけれど信じちゃうなあ
計算できる人がちゃんと計算して
そうなったのだから
その発見の興奮は伝わってくるから
その速度ってなに?
一致するってなぜ?
 
 こういう話ってどこかで聞いた気がする
子供の頃習った話だろうか?
 
 物質というのも
多分私たちのスケールで相対的に感知されているだけで
光や電場みたいに
場の揺らぎの群舞なのかもしれない
もっと微小なスケールで見れば
例えば私が握り合っている手だって透明でスルーできるものになっちゃうものね
電子顕微鏡ってそうやって見てるのかな?
 
 宇宙も不思議だけれど
 物質も不思議
 
 ね
不思議に驚嘆してるでしょう
 
 子供たちが生きていることが嬉しくてしょうがないような
若者になったときに
やりたくてしょうがないことがあるように
 そういう風に
育つといい
 懐疑的思考は
生き延びる知恵だよなあ
 

 

コメント (7)
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蟹汁

2010-01-05 12:29:23 | 食べ物

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お安いワタリガニだって

結構おいしい

田舎ではこれもスーパーになかなか並ばない

 

雪国の方を前にしては

恥ずかしいが

筑波颪が寒いので

あったかい汁物がいいの

コメント (8)
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