今日は初午で
この田舎では
すみつかれを作ります
火災よけの祈願というのもあるらしい
人参 葱 油揚げ 鮭 節分の豆の半殺し(ちょっとごろごろつぶす)
これを大根おろしで煮る
大根おろしは↓の竹製の鬼おろしでおろす
今日は武蔵がいないのでおろしてくれる人がいなくて
手首が痛くなって
これを酒粕 砂糖 醤油 酢で味付けする
出来たのを師匠(おばさんのところ)に持っていって
判定してもらった
合格!
師匠は今作ってる
大根の皮を剥いている
私のように拙速ではないのよ
この
鬼おろしでおろした大根おろしがおいしい
荒くおろせるのです
その味をしめると
普通の下ろし金でおろしたのは滓みたいに思います
この
鬼おろしを作るという図工の授業もあったのです
教材として
すばらしいではないか!
とこれも感激したものです
これは若い人はあまり食べない
人参は我が家のものは刻んで入れるが
多くの家では人参もすりおろす
酒粕とお酢で
たとえは悪いが 嘔吐物みたいともいう
今日あった友人(生粋の茨城県民)に聞いたら
首を横に振ってつくらないという
昨日温泉であった友人(他県から来た芯茨城県民)に聞いたら
ご近所から頂いたことがあって
二度と食べたくない
という
私もよその家のはあまり食べたくない
(でも七軒分食べなければいけない)
初めてお姑さんからこの料理のことを教わり
作ってもらって
田舎の人は賢い食べ物を食べるんだなあ
と
感激したので
私は伝統を守って作る
私のはおいしい エッヘン
コツは
味をしっかるつけることだ
豆と葱も多いのがうまみに必須