ナツさんのところで差別についての記事を読んで思ったこと
昨日 上野の朝鮮料理やの話が出たとき
私が戦後 御徒町に住んでいたとき
近くには朝鮮人があって
朝鮮から来た人たちもいっぱい住んでいた
だから 線路の東側には朝鮮料理屋が多いという話になり
日本にはいっぱい朝鮮由来の地名があるというような話になった
高麗というところにも住んでいて
そこは古代に移住した人たちがすみついたところだ
近しい国なのに
差別がある
身近なところで言えば
住んでいる地域が違うと風習が違い 相手をけなす
結婚すると
それぞれの家間で ひそかに 主導権争いがあり
おおむね 男の家の中に取り込もうとする力が働く
私なんか 田舎にきて取り込まれ
東京モンが と 馬鹿にされるから
内心 田舎モンがと切り返すことが多いが
それは言っちゃいけないと思ってる
昨日は田舎にきて我慢のならないヘンな風習に
田舎モンがと思ってると
ついぽろっと 田舎で生まれ田舎で育ち
田舎しか知らん!と言ってる友達の前で
共通して変な風習!と思っていることについて言っちゃって
気分が落ち込んでる
それも逆差別だな
おおむね
人は自分が棲んでいるところが最もいいところだと思って
郷土愛に燃える
私も東京都世田谷区松原というところが世界の中心だと思い
子供たちはたぶん 千葉県浦安市が世界の中心と思って
暮らしてきた
うちのおばさんと武蔵は
田舎の井上とか黒子とかが いいところだと思い
東京なんかに住む気がしないといつも言う
全然私と気分が違う
私はここは故郷じゃないモン
野菜はおいしいけど・・・
もう 故郷なんかないもん・・・
ボヘミアンだもん・・・・
こういう風にいじけると
自分の家族しか愛せず
それもできなくなると自分しか愛せず
淋しい人生になっちまう
淋しくてもいいもん
一人でいいもん
なんて言いながら
友達に支えられ
家族に支えられ
見も知らないピカソやザツキンに支えられ
ドーデーに支えられ
アフリカから発生したかもしれない命をつないで
生きていくのさ!