昨日 部活のために学習センターの部屋の予約に言ったら
いきなり職員の人が
「自分は形を描くまではいいけれど
色を付けると絵がだめになるんです
どうしてでしょう?」
といきなり聞いてきた
いろいろ話したんだが
その方は 絵は写実的なのが好きなんです
とおっしゃる
で
今日 もう彩友会は一年間やめたい
という方が居た
話してみると
絵のことを考えるだけでも苦痛になるというの
そりゃ かわいそうに
よくよく聞いてみたらもう一つの絵の会では
バリバリ指導され
上手にかけるように発破をかけられるらしい
その指導をする人はもちろん
よかれと思ってそうなさるのだが
もう苦痛なのだそうだ
えらいことだ
その指導なさる方は
いわゆる大変上手なタイプの絵を描くがな
同じようにかけるように引き上げようと?
力を貸すのだろう
同じグループの人が
Yさんの絵を見て
(半抽象というか 平面構成的要素の強いタイプの絵)
ああいうのは わかんないですよ
とおっしゃる
その方も見える通りに描きたいと
とても
細かくびっちり描く人だ
もう一人
わたしに空間の中で
立体の位置関係を正しく描くにはどうすればいいの?
と聞いてきた
前にある物体に後ろのものがめり込んで見えるように描けちゃうのは
どうすればよくなるんだ?
というのだ
そういう過程は万人が通る過程なのかなあ
でもそこにこだわったら
なんかものすごく足踏みする気もするし
それはものすごく呪縛的なものの見方だ
ルネサンスって もしかすると
ものの見方を強力に支配するものではないか?
そういう歴史の中で支配的なものの見方考え方
それを転換する発想というのは
なかなか難しそうだ
エポックメイキングな
芸術の視点の転換期
それがどこにあるのか
考えるのは
学者の仕事なのかもしれない
が
普通の人間は 結構保守的なものだなあ
すごい呪縛だ