悪魔の辞典
みなさにろいろ自分バージョンを発表なさったけれど
この 原風景 というお題 やってみない?
これを一枚の絵にするって 面白いかも
絵じゃなくても
詩とか 歌とか 物語でも
多分叱られないと思うので
男鹿人さんの原風景転載ね
原図はこっち
http://kmitoh2.blogzine.jp/kmitoh2/2013/04/post_884a.html
わたしはこれ見て
羨ましいと思ったのよ
こういう原風景を胸に抱いている人は清らかなのに違いないと思えちゃうのよね
本性は悪魔らしいけど・・・
ここ田舎にきて
田舎も変わってしまったけれど
武蔵の原風景はここらにあるのよね
今日も温泉への道すがら
お釈迦様の日の思い出について
おばさんと武蔵が語り合ったのは
千妙寺に縁日のように店がいっぱい出て
村がお祭り騒ぎだった話
二人の脳裏には その原風景が ありありと浮かんでいたのね
わたしなんか
とっても乏しい原風景よ
色の焼けた畳の部屋に寝かされてた私が
中庭を見ているのよ
まだ ねんねだったのよ多分
そこに井戸があって その井戸の口に
木綿の袋が結び付けられていて
茶色く変色しているの
永年の水の中の鉄分がそういう風に
その袋に濾し取られていたのだと思う
そこにサイレンが鳴って 空襲 空襲という声が聞こえ
わたしは目の前に見えているものが空襲だと思ったの
それが 一番早い記憶
これは高田馬場の話
わたしは深川生まれだが深川の記憶はないのです
もう一今地図で見ると馬場口交差点だと思うけれど
ロータリー式の交差点だった
昔の東京は 今よりはもっと木が多く
みどりは多かったのよ
九段のおばさんの家も昔は広い庭があって
神田川沿いは(外堀か?)土手に桜並木
今はそこは 皆ビルだけど・・・
さて それをどう 絵に描こうか?
何か月かかけて考えることにする
どう?みなさん
表現の種にしない?