昨日はリハビリの場で
施術者はしばらく手を止めたままでいたが
???
で
手を動かすとか力を入れるとかされると
恐ろしく痛かった
それ 痛いです
ばかり言ってた
胸も首も腕も
全てが
ガチガチだったみたい
朝寝坊したので
痛くてつらい時間を
武蔵とやりあって過ごさねばならなかったせいだと思った
痛いときに 頑固爺の乱暴な茨城弁と
やりあうと
生きているのが嫌になるなあ
と思って
実際問題 痛くて耐えられんというふりして
ベッドに ふて寝 シクシク
そのせいで 筋肉が硬直した と思った
何でも人のせいにする 悪い癖
もしかすると 気持ちが悪くなる気がして
どうせろくに効かない と思って
痛み止め呑むのやめたからかもしれない
今日は痛み止めは飲もう
それで
身の回りにいる 老人のことを
いろいろ考えた
手に負えない老人を抱えると
家族は 難儀だよなあ
(自分が手に負えない老人だと思うと
また悲しい)
おばさんが
そういう老人に手を焼いている
自分より若い老人が電話を貸してくれと来ては
電話をうまくかけられずおばさんに電話を薬屋さんに
かけてもらって
自分のおむつを注文してもらうのだ
もう 必要なら定期的に届けてもらえばいいだろう!
と思うのだが
家で虐待されて 電話を通じなくされていると訴えては
電話電話と大騒ぎ
(おばさんが腹を立てるには 歴史的経過という背景もある)
武蔵がその家族に上手に話す
ということになった
(ね こういう風に 武蔵は老人に役立つ男なのだ)
で
庭で そこの家の老爺と話しているのを見て
「うまく 話せた?」
ときいたら
事態は深刻だ
かなり認知症も進んで
家族は 認知症に対応する学習はない
だから そのおばあちゃんを 怒鳴りつけたりするのだ
(武蔵も怒鳴る。
怒鳴るな!と私も怒鳴り返して
喧嘩になるのよ 耳が遠くて大きい声
喧嘩腰に聞こえる茨城弁 剣道のせいで 半端ない喋り方なの)
そのおばあちゃんの家
ともかく電話代が ものすごい金額になってしまうので
電話禁止にしたらしく
おむつ注文騒動は 全然知らなかったらしい
そして ふらふら歩きまわって しょっちゅういなくなっちゃう
こりゃ 大変だ
認知症は病気なんだから 怒鳴っても分かんないんだよ
通院の時に
よく状態を話して
相談してくるといいよ
と
武蔵は
他人には やさしく ちゃんと話すのだよ。
いざ 自分が手におえない老人になってみると
そうなってしまういきさつは
強い人には なかなかわからないものだし
わたしは
武蔵のお母さんには 申し訳なかったなあ
と
これまた思い出すと 涙涙 なのよ
心配しないでね
お母さんには 言い返したりはしなかったのよ
でも理解し合うのは至難の業だった
・・
お母さんと修行したおかげで
おばさんと ちゃんと話せるようになった
亡くなる 少し前の 武蔵のお母さん
今朝は早起きできたから
一人で 痛い3時間を過ごせるので
精神衛生にいいわ
山里さんは
私が 武蔵にきつい人間なのが
悲しいみたいだ
いい気になって 山里さんを悲しませないようにしなくちゃ
とも思うけれど
自分も含めて
老人になるということ
ちゃんと 考えようと思うので
やさしいフリはしないで 本当のところを
考えて行こうと思う
暴言には 気を付けます
(実際 暴言は 吐く でも蹴飛ばさないよ
ぶん殴らないし これは本等
勿論 武蔵も暴力は振らない
剣士が暴力振るったら 殺人になっちゃうものね)
ちょっと待て
武蔵に怒鳴られた
と
私が思うのは 茨城弁のせいだ 剣士で口調がきつい
声が大きい
そういう風に武蔵は言い訳するが
私が言い返さなかったら
私の中ではストレスがたまって
多分
この田舎を出ていくことになるだろう