遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

描いている人の頭の中身

2013-12-11 21:56:08 | 絵画

学習センターで

子どもの絵の展覧会があった

嘘かもしれないが

描いている子供の頭に中身って見えるものだなあ

と思って面白く見ていた

それで 賞とか貼ってあるわけ

それは全く理解できない

到達目標ってのがあるの?それに沿って評価してるの?

と見て

その道筋も見えない

こういう賞を出した先生の頭の中身は見えないなあ

と思った

こういうの

私だと

絵としていいなあと思うのに賞やっちゃいそう

やっぱり 絵って 先生の好みで成績つけるでしょって

言われたっけなあ

その時は違います授業で教えたことについて

ちゃんと評価してますって思ったけれどなあ

教えてない立場で子供の絵を見ると

ああ 好き勝手か?

と思っちゃった

だいたい 絵を評価の対象にするのが間違いだ!

さて

Img763

 この絵と ↓この絵

Img764

頭の中身見えるなあ

って

並べると本当に思った

モネはいつも思うが空気や水蒸気や

視覚的には表しがたいそこに実在するものを

光りとか風とかね

本当にわたしはimpressionismこれでスペルあってるか?

だと思うわ表出したかったのは受け入れたもの

それに引き替え

セザンヌは 受け入れたもので画面を構築してるというのがよくわかる

この頃わたしは血迷って

透視図法的に 空間や遠近を取り入れた風景画は

皆つまらない

という風に思ってたが

そんなことないなあ

そのことと画面を構築することは

因果関係はないのだ

そういうようなことを思いつつ

ルノアールを見たが

ルノアールも印象派とは言うけれど

画面構築派だわ

構築という硬い言葉が合わないけれど

わたしは雰囲気という風に読み取ってた頃は

るおあーるはそうは好きではなかったが

模写をやってよかった

M120908

輪郭をはっきり描かないと言われたが

短時間で

そういう描き方はできなかったが

風景画も私なんかのとらえ方と違う

線とか形じゃないのだ

Img769

この絵はルノアールだが

素晴らしかったな

モネにもこういう風なのもあるけれど

違うのもある

モネの魅力は 多様な魅力があるところかもしれない

そこ行くと

ルノアールは頑固だ

多様なの 私好きかも

ピサロも多様なんだけれど

でも知的なものだから硬い感じで

魅力とはちょっと違うし と思った

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今日の歩き方

2013-12-11 20:02:47 | ただの記事

ともかくブロック注射していただいたので

今朝目覚めたら寒気もなかった

痛みが続くと熱っぽくなるものらしい

今日は7時半に行動開始できたが

車は凍っていた

その窓を溶かすのにアルコールを吹きかけるのだが

またすぐ凍ってしまうし

温度差で中は曇るし四苦八苦

結局寝坊助のムサシも起きだして

車を出せるようにじたばた

おばさんは窓越しにあきれて見てた

さて 快速に乗ったのが運のつき

混んでて座れなくて

足が痛くなってきた

耐えられん!ようになってはたと気がついた

北千住から常磐線で行こう

降りてベンチで一休み

常磐線に乗ったら混んでたが

運よく座れた

上野に行くのはこの行き方の方がいいかもしれない

さて 10時ちょうどくらいに西洋美術館に着いたが

そのまま鑑賞のために歩くのは辛そう

で カフェすいれんで 朝茶!

Img765

ここのカフェはうるさい

コルビジェ設計だ

中庭見るように座れと干渉する

どれ 描いてみよう

と描いた

モネ展を見て出てきて

すぐ常設展梯子する足(お尻)ではないので

資料コーナーで 図録読み

ピカソと子供というのを見た

なかなかいい図録だ

面白いの

パトロンに頼まれて

ものすごく写実的に注文主に気に入られるように描いた母子像の絵があった

オルガと結婚して上流階級に出入りするようになって

オルガによってボヘミアンな生活から引っ剥がされたころの絵

すごい実力なのだが

笑った

さて一冊読むうち 足の休息を果たしてムンク展へ

階段あがれと言われ

エレベーター!!と甘えた

遠回りになりますって言われたが

エレベーター降りたところにムンクの版画展会場はあったよ

そこを出てまた資料コーナーに超楽ちん椅子占拠してもう一冊

図録読み

今度は印象派について

一冊読むのが休息にちょうどいいと判明

これも朝早くから行動開始した 時間のゆとりあればこそよ。

昼食場まで歩いていけて ご飯を食べて

エレベータで上野の山は下りた

無事アメ横到着!

田作り用小魚 縮緬雑魚 干しシイタケ 干しきくらげ ゲット

余裕もあって 武蔵にタバスコ うちのおばさんと栗橋のおばさんに

CHARM というお好みのドロップをゲット

御徒町から電車に乗ったら

うっかり上野に向かっちゃったので乗り換えて秋葉原に戻り

ここでもお茶して休憩

Img766

筑波エクスプレスに乗った

Img767

ぶっとばされないように

ちら見しながらクロッキー

みんな スマホ いじってる

寝ちゃった人もいたけど↓

Img768

守谷に無事ついて

画材を買いに行った

小さいスケッチブックもほしくて

アルシュの一番小さいサイズのものがどうしても欲しかったのだ

(額縁の関係もある このサイズの絵の額が二つあるが中身を入れ替えたい)

然し!

ええ!!

アルシュのスケッチブック

こんな高いんだ!

ぎゃあ!!!

私って何ちゅう贅沢してたんだ

ええ!!?

サイズ同じのないよなあ

SMでもないのだもの

あああああ

と思ったが 執念で同じサイズのを見つけた

値段は10分の一くらいだ

大きい紙のアルシュのスケッチブックの紙

まだ残っているのがあるが

大事に描こう!

SMのパネルなど他の欲しいものも買えて

途中スーパーで今夜のの食料 明日の武蔵のおやつパンなど

お買い物も済ませて

無事帰宅

朝7時半に出れば休憩しながら動けるから いいわけだ!

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モネ展 すごくよかった!

2013-12-11 18:06:49 | 展覧会情報

早々行った気だったけれど

混んでた

オランジェリー美術館も行ったし

オルセーも行ったし

モネは好きだから一杯見てるもん

いまさら改めて行かなくてもか?お尻痛くて歩けないのに

と思ったが

行ってよかった

まず モネの絵とセザンヌの絵が並んで掛かってた

Img763

これと↑セザンヌ   ↓これモネ

Img764

そうなのだ

モネの絵の展覧会じゃないの

他の画家と対比しながらモネの風景のとらえ方を見せる

という

とてもいい展覧会だった

ここの所

頭が悪くなるほど難しいものを読んでばかりいたので

もう

今日の展覧会でだいぶ 脳みその霧が晴れた

ポーラ美術館にあるという絵は

見たことがないものばかりだった

常設展にムンクの版画展もやっていたので見てきた

アダムとイブを元にしたお話を作って版画を添えた物語があった

ムンクが神経症になったとき

芸術療法?

勧められて書いた物語と絵

これ描いてもっと神経症が進んじゃったんじゃないの?と思った

坂口恭平という躁うつ病患者の芸術家が

こういうことを言っている

Sakaguchi

これはツイッターだから下から読む物です

わたしは鬱ではないけれど

大分頭が混乱してたので

すごく良い意見だと思った

さて おなかすいた ご飯食べる

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表現

2013-12-11 06:35:00 | ただの記事

これはへのメールに書こうと思ったけれど

お友だちにも伝えたいことなので記事にする

前段の青字は読み飛ばしてください

うざいけど説明文です

フランス語を翻訳した文章に苛ついて送ったメールに来た返事への返事です

今二冊図書館から本を借りている

現代の芸術と批評叢書 これにコクトーの芸術論が乗ってて

頭が混乱して

今わたしは馬鹿になってる

もう一冊は

世界短編名作集(新日本出版社)のフランス編2

アラゴンと コクトーで検索したら閉架書籍にあって借りてきた

アマゾンでも買えないくらい古いみたいだ

これにアラゴンの「1943年の告解者」というのは1943年だからね

私が生まれた年のフランスかあ

と思って読んだが

だめ キリスト教のこと

フランスのムラ構造がわからないと

ちっとも鋭く入ってこない クソ!

と思った

さて アラゴンだけど

わたしは若者時代は放浪していて

かなり大人になって女の身で

放浪してちゃこの先 生きていけない

学校の先生になろうと思って

そういう大学に入った

70年安保や東大闘争で学生がワンワンしていた時代

高校生の時は60年安保で学生がワンワンしてたけれど

その時は耳にシュプレヒコールの声を聴きながら関心もなく

社会科研究会の同級生たちがデモに参加するのを

校長先生が

あなた方はまだ高校生ですからね

見学をしてくるつもり位で居なさい

けがをしないようになんておっしゃったのに

樺さんが亡くなって仰天したのを覚えている

で70年安保闘争の時はいい大人がねえ

何も知らないわけにはいかないじゃないの

だから安保条約のことやら地位協定のことやらは

当時の学生らしくちゃんと勉強した

それで

あるとき芸術系学生の平和を求める集会が

芸大の奏楽堂で開かれたのに参加した

1changeimag

ここでアラゴンの詩の朗読があって

頭の柔らかいわたしは いたく 感激した

今 ↑の短編を読んでもどかしくて身をよじるのが 悲しいのよ

ところで この奏楽堂の集会では

シュプレヒコールも〆にはあったと思うけれど

主張の表明などは

学生の作った詩の群読があったりして

表現の多様性ってのに目覚めたんだわよ

・・・でもその後眠ってるけど・・・・・・

先日娘が参加した大デモというのは ロックやラップの世界を生きる

若者たちの表現ではなかったか

と推測してこの奏楽堂の集会も思い出した

あ この後 提灯デモやって 上野界隈練り歩いたんだった

ここから先 読まなくてもいいです

あて

そうだ 図録のフランス人がかいた解説の翻訳が訳わからないのは

書いた人と読む人の間の

知識間のかい離が大きすぎるからだわ

だいたい翻訳する人は 一回 あまり知識のない

読者に乗り移って 文章なんて 誤訳!という攻撃は恐れず

中身を十分消化して自分の文章で新たに創作するぐらいにしてくれないと

読むほうは分からん!ということになる

ま そうもいかないだろうけれど

だいたい

翻訳する方の頭の中身がフランス人なんだよ!!

と 当たり散らす

また 頭が柔らかくなったらね 読むよ

わたしはだから 昔から アラゴンというと

わけもなく 好きなのよ

クロッキー

ピカソ とアラゴンで

結びつく画像がないか検索したら

何でだ?

私のクロッキーが出てきた

さて早起きできたから

ご飯の支度して

早々出かけよう

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