この絵は暁斎の 閻魔と地獄太夫図
浄玻璃の鏡に地獄太夫が映っている
西洋の絵にはキリスト教やギリシャ神話がわからないと
意味不明 ということも多いが
日本画を見たって 話が見えないことは多い
そういうのは無視して 絵を楽しめばいいともいえるけれど
でも 何これ?って知るのも面白い
そもそも
浄玻璃の鏡なんてものは 私は 大人になるまで
知らなかった
知ったのは 読み聞かせで読んだ絵本で
地獄のそうべえ
子どもと縁がなくて 知らなかった人
この本面白いわよ
声を出して読むと
なお面白い
わたしはこれで
じょうはりの鏡というものを知ったのだ
地獄太夫という遊女の話は知らない
一休さんがらみのようだ
地獄の業火の模様の着物なんて なんか
かっこいいですねえ
絵に表されているものには
いろいろ隠喩だの 象徴だのが隠されていて
探ると次々面白い話が湧いて出てくる
こういうの
仏像なんかにもそういうことがあるので
目で見て 目を楽しめばそれでも十分
さらに いろいろ探ると面白い
こういうのは 自分の住んでいるところの
文化圏の方のものの方が
探りやすいというか 芋ずる式になじみのものが湧いてくるというか
そういうことがある
でも 中学で?習った?枕草子の
香炉峰の雪 って あの手の話は好きじゃない
白居易の詩なんか身近じゃないモン
(はっきょいでは変換しないのね はくきょいなんだ
はっきょいだとばかり思ってた
はっけよい 残った残った・・・
? はっけよいって 何?
八卦がいいんだって! 初めて知った)
もっとも 原発バルス!
ったって 子供と 天空の城ラピュタ を
見なかった人には 意味不明だろうしな