遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

懐かしい本

2008-09-26 16:40:22 | ブログ

20081485 花てぼさんのところで                                               懐かしい本を見た。                                             同じお年頃の方                                                懐かしいでしょう?                                              このシリーズで                                     世界名作物語を読んだのです。                              お向かいのおうちの                              お友達の誕生日プレゼントに                                         私がまだ読んでいない本を                                      母があげたことがあり                                          それが                                                    私の嫉妬初体験でした。                                           遊びに行って                                                その子より先に読んでしまいました。                                                                                           ブーイングを食らったのも覚えてます                                     「のりこちゃん、本ばかり読んでちゃつまらない!」                               その本は「岩窟王」でしたよ。

この本は「小公女」です。

昭和25年発行です。

名前が書いてあるのは小学校2年生の私の名です。

この本が、

このシリーズで初めて買ってもらったものなので

持ち続けているのです。

20081486

この絵もよく覚えています。

キンダーブックの

屋根に落ちる雨の詩とともに

私には

屋根を上から見るというのは

心が遠くへ飛んでいく気持ちなのです。

セーラ・クルーは屋根裏部屋に閉じ込められているようで

この窓から思いもよらない世界が広がる

そこが好きでした。

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花束を頂いた

2008-09-26 15:56:33 | ブログ

Imgp2380

この色の組み合わせ

好き!

Kさんが久しぶりにおいでになって

山盛りいい物を持ってきた。

花束!

栗の渋皮煮

散らし寿司

梅のラッキョウ酢漬けなどなど

で、彼女はお庭に飾る

カタツムリを作り出した。カタツムリが雌雄同体だという話になり

それを発見したのは

障害児だったという話になり

わが子も

小さいとき

タニシをずうっと眺めていて

タニシは赤ちゃんで生まれてきたと

絵日記に書いていた。

障害児や幼児がず~~~~とひとつのものを眺め続けている

豊かな時間について話ながら

初老の女たちも

ず~~~っと

心豊かに粘土をいじくりまわしていたよ

お昼もリッチなお献立だったし。

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明日の陶芸デーのお昼

2008-09-25 21:25:39 | ブログ

Nimo

里芋が出るわけではありません

おなかが空けば

パスタは出来るね

簡単手抜きでね

この、アートクラブのお昼がね

思案の種よ

弁当持ってこ~い

って言ってもなかなか駄目だし

だいたい途中にコンビにもないという田舎さ

お昼持ってきてもいいし

持ってこなくても

おなかふさぎは出来るとしよう

考えたら

お芋蒸かしてバタで

って

ひろちゃん気に入ってパクパクだったし

何とかなると気楽に行こうね。

久しぶりにKさんからくるという連絡があり

一瞬誰だかわからなかったよ

やッホ~

釉薬が決まるよ

すこし

チラシ寿司があるんだって

持ってきてくれるって

Ki_2

ここいらの

陶芸の先生が体調崩したというので

小学校の親子陶芸指導してって

要請が来た

210人が一堂に集まるんだって

何も道具はないんだって!

ぎゃ~~~

「何でそんなの引き受けたんだ」って

武蔵は言うが

210人相手の陶芸授業なんて

何それ!

とおもったら

やってみるかな!?

と、つい思って引き受けちゃったよ。

来る日も来る日も焼くんだな

冥土の土産話にやってやる!

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優しい椅子

2008-09-25 16:09:51 | ブログ

1222293235

ブログ友のみどりさんのところで 素敵な椅子を見つけた。

急坂の途中に

この家の方が提供された椅子ですって。

道行く足弱の人はどんなにか幸せをもらったことでしょう。

私の母は、長く透析をしていて

坂の多い町で最期を迎えました。

途中ちょっとづつ休みながら歩くにも

どうにも休むところがないと

道端にしゃがみこんでしまう日もあったのです。

私は、忙しく働いていて

車で送っていったり迎えに行ったり出来ない

(免許もなかったし)

親不孝な娘でした。

道端の腰を下ろすところを見ると

思い出して涙が出てきます。

何という優しい椅子でしょう。

この町の人々は町を循環するバスを

住民の力で運行しているそうです。

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声が1秒伸びた!

2008-09-25 15:33:05 | 朗読

Pepen

13秒声が続いた!

バンザイ

皆さんは10秒台後半

20秒行くときもあって

私のはレベルが違うのだけれどね

すごくうれしい!

今日は大きな声であ~~~~~~~~~~

ってやってみた。

滑舌練習で

パラピリプルペレポロ

一息で十回

ってのをやった後

K2

って、やったの。

おかしくておかしくて

(難しくて出来ないから)

笑い転げた。

音楽で言えば

いろいろな音色が使えるようにって

こういう発声って日本人には親しいものがあるのだと

仰る

狂言とかね

このあいだ狂言「神鳴り」朗読したからね

なんだかうれしかった。

この声の筆遣いみたいに考えると

書とか、水墨画とか通じるものもあり

なかなか

興味深い講座でした。

その後

「赤毛のアン」の台詞

私、キャピキャピ・アンだと、みんなはおかしがるのよ。

それでも

ひょいッと、気が緩むと、65歳の声が顔を出すんだって!

アンの気分になりきるのも大変よ。

子供の頃こういうタイプの子じゃなかったしな

わざとらしくなって

キャピキャピ過ぎちゃうんだわね

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疲労の原因

2008-09-25 08:47:28 | ブログ

20081484_2 自己主張の                         記事とは                                関係                                 ないのだけれど                  我が家のムク                        雪と                               遊んでいるところ                     この写真が                           出てきて                          かわいい!                        恋しい!                       と思って                          眺めていたのに                       どこかに                          紛れていたの                  我が家は                     すぐ何でも紛れる                   だから                             出てきたから                即!                              載せた。

Ki_2

さて、久子さんのお嬢さんお婿さんお孫さんが3週間スペインから来日なさって

その様子

情熱的に

日本人と桁の違う自己主張の激しさが

スペイン語で飛び交う日々

大変だったなあ

と思った。

自分のペースと違う他人(家族でも自分以外は他人)と

やり取りするのは

大変。

そういうことが疲労の原因なのね。

お喋りは大事だって言うけれど

お喋りはあまり好きじゃない

と、

私は言うけれど

それは

多様な人の心に付いていけない

キャパの小ささのせいだ。

昨日も

お墓参りのあと私は車を三鷹で降りる間際

ヒスを起こした。

悠然とした武蔵

「落ち着けよ、そんなにとんがった声出すなよ」

と、私をたしなめる。

武蔵は方向音痴なのでナビ無しで知らない場所からお家に帰れない。

(信じられないよ何でこんなところで迷子になるんだよ!)といつも怒る私。

三鷹からお家に帰れるようにナビを設定しているつもりが

ナビの馬鹿

頭が悪いので

何でこんなコースを選ぶんだよ!というコースを選ぶんだよ!

何でパソコンはこう頭が固いんだよ!

と、むかついていいたら

「三鷹駅ってどこだよ!」

って武蔵が言うんだもん

「あたしゃ、今この馬鹿なナビと格闘しているんだ!」

と、喧嘩になる。

ナビのこと怒れない

私の脳みそのキャパが小さいので

すぐパニくる。

だから

自分の頭で付いていけない話には

なかなか順応できない

それで

どうでもいいのかもしれないお喋りができない

(スキャットスキャット)って呪文を唱えているわけ。

スペイン語の言い合いが飛び交っている中はなあ

ついていけないなあ

若ければ

何々?

って

スペイン語を習得していくんだろうなあ。

若くありたいとも思い

いいよ

マイペースでわがままに暮らしたい

とも思い

Kinoko2

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暦に沿った暮らし

2008-09-24 06:21:43 | ブログ

Kaya0728

田舎の決まった行事のある暮らしは

必ずそこでは

人が出会い

行事食が作られ

会話がある

だから

お年寄りにはやさしい暮らしだろうね。

マニュアルがあるわけだ。

それが

縛りに思えるのは若い証拠だね。

お祭りとか、いいものなあ。

学校生活だって

行事で

子どもは伸びるんだよ

暮らしもそうだね。

人々がばらばらに暮らしている

殆ど人と喋らない

そういうひいとは多いでしょ。

私も

お喋りなほうではないのよ

ブログじゃ喋るけれど。

暮らしの中の行事

残していくことにしよう!

春のお彼岸

期待してね

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翻訳のお仕事

2008-09-23 20:19:24 | ブログ

Inaka1

田舎に来てみると

人々の考え方の芯の置き方の違いに戸惑う

これが

外国だともっとありそう。

このごろ

翻訳されたものを読むことが多く

読み取る

というのが

その考え方の芯みたいな物を

追いたどっていることに気がついた。

「クイーン」もそうだったし

いま朗読講座で「赤毛のアン」を

松本侑子の訳で読んでいたりするからね

素朴な読者だったときは

訳者が作り出した世界に浸っててよかったんだけれど

訳者が研究したことを

訳者の人生と一緒に味わうような気がしたのは

20081188これ読んでからだったかもしれない。

この間

ブレヒトの

「唐人お吉」の話を元にして作られた戯曲の全編が見つかって

ドイツで

上演

という放送があった。

お吉

その演技はとても違和感があった。

「唐人お吉」の話はモチーフであって

それを元に

ブレヒトは別の新しい世界を作ったのよね。

翻訳というのもそういうものなのでしょうね。

でも

松本侑子氏のアンがらめの研究は面白い。

翻訳物を読むって

そういう

知らなかった外国の別の地平を見る楽しみがあるみたい。

研究者は

またまたもっと面白いことを穿り返しているらしい。

これが

今朝、こういう記事を書こうと思って起き出したんだった。

明日は

お墓参りの後

久子さんに会うのよ

ルンルン

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お彼岸はお客が来るのね!

2008-09-23 14:12:04 | ブログ

Aotudura

武蔵がやっと起き出して

朝ごはんを食べだしたら

チンポンチンポン

お客だよ!

お線香を上げにやってきて

でん、と

腰が据わった

え~~

今日はヒロちゃんがお化け屋敷に絵付けにくるんだよ~~

お彼岸って

田舎ではお客に行ったりお客が来たりする日なのね

休みだから朝寝坊にする

こういうことは通用しない

アポなしの客!

なーんとなく

ヒロちゃんとおじさんたちは入れ替わり

楽しい絵付け

ヒロちゃんがお化け屋敷作ったとき

わたしもおどろおどろしいお化け屋敷を作った翌日

トラブルシューターさんにあったら

おもちゃ病院の看板作って!

というんだもん

わたしのお化け屋敷が「おもちゃ病院の看板になるのよ

Ki

そうこうするうちまたお客!

あああ

武蔵は里山に行っていないし

わたしは

お相手は下手だし

お彼岸もお盆みたいに

ご馳走作っていつお客が来てもいいようにしておく日なのね

来年は心を入れ替えて

ちゃんと準備するか

浅草にお墓参りに行く!

って出ちゃうか

どうしようかな?

Ki_2

あ・今朝書きたかった記事が別にあったの忘れていた

覚えていたら夜書く。

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朗読訪問

2008-09-22 21:18:23 | 朗読

Aida

この方がクイズの紙芝居                                        手品                                                        懐かしい歌 

                                                                                                                       わたしが「はらぺこあおむし」                                          「半日村」の大型絵本 

こういう組み合わせでの

プログラムでした

ほかに

朗読ボランティア先輩の方と

わたしたちと同じ新米の方

(但し、この方はお年寄りとお話しするのがお上手) 

さてさて今日は

ここの施設に入るのがちょっと大変でした

飛び出したいお婆ちゃま

お爺ちゃまがいて

その隙を突いて

会場に入りました。

異様にとげとげしい雰囲気

疲れているような職員の方

自分の中に閉じこもっているような方たち

テンでばらばらな感じです。

一人大声で怒鳴っているお爺様がいました

眠くてこんなところにいられるか!と怒鳴っているようです

 「はらぺこあおむし」

可愛いお話で、芋虫人形も使って熱演したつもりですが

なんとなくばらついていました。

皆さんの気持ちがつかめません。

クイズの紙芝居の後

「半日村」を読むように言われて

内心びくびく

(ここの方は認知症が進んでいて

お話の筋を追える状態ではない)

と、よく先輩ボランティアに言われるので

このお話で

ますます皆さん バラケてしまうかもしれないと思ったのです。

ところが

読み始めると

ふっと皆さんの気持ちがこちらに集中しました

不思議な感じでとてもよく聞いてくださったのです。

その後

手品

お歌と

時間も進み

歌を歌いながら手をつないで歩き回るお婆さまもいたりして 

最後、お別れの挨拶をする頃は

そこの会場はなんとなくしっとりまとまった空間になっていたのです。

不思議ですねえ。

もう寝る!と怒鳴っていた方もいつの間にかニコニコしてるんです。

Tori

     

認知症が進んでいる方だって

学識の豊かな方もいらっしゃるだろうし

農業の達人だった方もいるかもしれない

お話をすると

頓珍漢だったり

やりとりはあっちゃこッチャかもしれないけれど

一瞬一瞬は人生経験に裏打ちされた世界を生きていらっしゃるので

やさしい話でなければいけないとか

筋があったらいけないとか

あたらないかもしれない。

優れた文章から出来ているお話は

一瞬一瞬が良く描かれた言葉で

そういうお話を探して読んでみることにしよう。

いつもだと

「半日村」のようなお話は 読ませてもらえないのだろうけれど

今日は

出演する人が少なくて

読む羽目になって

新発見だった                                     

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