この写真は
よしみさまが撮ってくださった写真です
小さな絵で
これではなんだか分かりませんね、
私ははじめてみた絵でした。
息子の展覧会は
卒業制作展のようなもので
大学の後期博士課程の間に描いた絵から
作品を選んで発表
という場だったのだと思います。
入り口に指導教官の西田先生のコメントが貼ってありました。
この先生の弟子?
と疑うような画風の息子をお許しくださった
先生に、感謝しています。
学生を自由に羽ばたかせる
羽ばたいて自分の世界を作り出す学生こそ
それが教師冥利に尽きるというようなことを書いて下さってました。
母親の目から見ると
まだ30年しか生きていない息子ですが
絵の一つ一つに
息子の暮らしを感じます。
広島に移り住んでから、九州や四国も
バイクで走り回って
ロケットの発射場面なども見に行ったり
飼っていた犬や
小学生のとき描いた
こういう 電柱の絵の 延長線上を 生きているんだなあ
と
感 ひとしお
彼の世界が息をしていました
親ばかですから
いいじゃない!
という感想です。
お師匠さんの中には
ご自分のミニチュアを作るような先生がけっこう多いものですが
自由に過ごさせてくださった
広島市立大学に9年間お世話になったのは
息子にとっては幸せなことでした。
息子の作風が
自分の内側の息吹をもっともっと表せるといいなあと
思いましたよ。
広島の町で
美味しいものを食べたお店の横にはライブハウスがあって
「ここでライブをやったばかりだ」
と言ってました。
音楽つながりがあるんですね。
娘も息子も音楽無しでは生きてはいけないようです。
そういうものが絵に出てくるといいなと
思いました。
しかし
当面は
食べるための仕事を見つけなければなりません