いつかは北アルプスに登ってみたい。
そんな願望がついに実現した。
登山願望はあるものの、日々の運動不足が懸念される。
ここ最近ウォーキングもご無沙汰状態で、運動らしきものを行った記憶はまったくない。
しかしながら思い立ったら止まらないこの性格が、即座に計画を実行に移したのだ。
目的地は唐松岳とした。
ガイドブックには八方池からの眺望の良さと比較的の登りやすいルートと記してあった。
早速、登山予定日の数日前に唐松山荘に電話をし予約を入れておいた。
黒菱よりリフトを2本乗り継ぎ標高1684mの地点に到達する。
ここから唐松岳に向かい登山開始だ。
最も本格的登山には程遠いが...。
八方池に着くまでの間に小雪渓を数箇所間近で見ることができた。
ハクサンシャジンが出迎えてくれていた。
数箇所のケルンを通り過ぎ暫く登ると八方池に着いた。
確かにここからの眺望は素晴らしい。
白馬三山も間近に迫ってくる。
晴天・無風
高山植物が咲き誇る。
チングルマが辺り一面咲いていた。
これほどまでに様々な花に出会えるなんて。
休憩するたびにシャッターを切る。
シナノキンバイ
八方池と唐松山荘の中間地点に、扇雪渓が広がる。
その近くには、シモツケクサが咲いていた。
しかし、こうやって10分登り、5分休憩するようなペースなのでガイドブックに記載されていた登山時間をはるかにオーバーしている。
この体力でたどり着けるかどうか一抹の不安がよぎる。
白馬三山もこのラインに見えるのだから、かなり高度を上げてきたはずだ。
途中、イワカガミが咲いていた。
それなりの所を通過していく。
八方池からは一般的な登山時間より1時間30分遅れて、標高2620mに位置する唐松山荘に到達できた。
アルプスの峰々はベールに包まれていた...。
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