LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

写真家ソールライター

2020-04-16 | 美の壺的解釈
先日、NHKの番組で写真家ソールライターを取り上げていた。
それまでは、ソールライターの存在は知らなかった。
小生、趣味の一つとしてカメラをやるので見入ってしまったのだが、なるほど視点の違いに気付かされる。

ソールライターの作品を見ようと図書館から借りてきた。


こんな捉え方できるのだろうか。
真っ赤な傘をさし雪道を歩く人物。この構図と色バランスはなんとも素晴らしい。
うーん、興味は尽きない...。



アンデスの贈り物とインカ希望の豆

2019-02-28 | 美の壺的解釈

そう言えば先日ワインを飲んでいて思い出した事がある。

そのワインの銘柄は、銘柄と言うほどのワインではないが、チリワインのアルパカと言う確か700円程度でスーパーで買えるワインなのだが、これが中々いけるのだ。

ワイン片手にミートソースを作りながら、たまに飲んでいる。

このワインのラベルに描かれているアルパカで思い出したのだ。

アルパカという動物は知っていたが、日本で飼育しているとは知らなかった。

那須の方に牧場があるそうだ。

 

そのアルパカの羊毛、うん?羊毛とは言わないか。その体毛を使ってセーターを作っているお店がある。

水戸と笠間に店舗があって、確かT'IKAと言う店だったと思う。

知人の奥方が笠間店で働いていると言うので、いつだったか訪れた事がある。

店内の雰囲気は、とても気さくな奥方の説明もあってか、すこぶる居心地が良い感じのお店だったと記憶している。

訪れたときはクールビズだったので夏場じゃなかったかなと思う。

店内には他では見られない鮮やかな色使いでセンスの良いオリジナルのセーターが置いてあった。

何事も神の見えざる手で価格が決定するのだろうが、一見の価値はあると思う。

その時、こんな物を手にした。

 

インカ希望の豆、ワイルーロ。

 

アンデスのジャングルで育った赤色の豆だ。着色しておらず自然の色味だ。

この店のアルパカのセーターを思わせるような鮮やかな色合いだ。

豆は昔から魔除けとして使われているようで、身に付けると良いそうだ。

 

パッケージには、素敵な夢・花開きますように、と書いてあった


セザンヌとリンゴ

2018-11-03 | 美の壺的解釈
3日遅れでカレンダーをめくった。
今年も遂に最後のページに来てしまった。
何か早いなぁと感じつつ、カレンダーの挿絵を見る。
 
見た瞬間セザンヌと分かるような静物画だった。
独特の輪郭が印象的で、リンゴや梨の配置が絶妙だ。
 
今年もあと少し

ルノワール:ポーラコレクション

2018-09-26 | 美の壺的解釈

茨城県近代美術館で開催されているポーラコレクション。
一際目立っているのがルノワールのレースの帽子の少女だ。
ルノワールの優しく包み込むようなタッチと光の捉え方、少女の表情も印象的だ。
さすがにここで立ち止まる人は多い。
ルノワール、裸婦でもそうだが、美しさを追求する画家だ。

セザンヌ:ポーラコレクション

2018-09-25 | 美の壺的解釈

ポーラコレクションが開催されている茨城県近代美術館。
先日のブログ投稿でも紹介したピエールボナールに続き、印象に残ったのがセザンヌの風景画だった。
独自のタッチがセザンヌそのものだが、何故か引き込まれてしまう。
絵の持つ安定感、安堵感そう言ったものが感じられた…。

通常、美術館内での撮影は禁止されているが、一部のゾーンは許可されていたので撮影したものです。

ピエールボナール:色の魔術士

2018-09-24 | 美の壺的解釈
ポーラ美術館コレクションが茨城県近代美術館で開催されていたので訪れて見た。

昨日の日経にピエールボナールと南仏に関する記事があったが、ここでピエールボナールの作品に出会えるとは思っていなかった。

ピエールボナールを意識してか、特に(浴槽 ブルーのハーモニー)が印象的だった。
色の魔術士と言われるような作品もあったが、こちらが気になった。
構図の素晴らしさ、色使い、とても素晴らしい。

村山密のリトグラフと洋食

2018-07-28 | 美の壺的解釈
その店で食事を終え帰ろうとした時、壁に掛けてあった版画に目を止めた。
ほろ酔い加減で見たその絵は、ヨーロッパの街並みが描かれていた。

村山秘(murayama shizuka)のリトグラフだとウェイターが教えてくれた。
県立美術館で村山秘展を開催した事もあったので、村山秘は記憶に残っていた。

ここの店の雰囲気はとても良い。
落ち着いた中で、さりげなく気品が漂う。
著名人が訪れたと言うのも、なるほど理解出来る。

こんな雰囲気での会食は、味も去る事ながら、それぞれの個性が会話に溶け込む。様々な人生観の中で、それぞれの包容力も感じられる。
とても充実した会食、ありがとうござました。

輝く女たち

2011-08-02 | 美の壺的解釈
茨城県近代美術館では、「輝く女たち-その強さ、儚さ、複雑さ。」と題した企画展を催している。

女性を描く。男性が女性を、女性が女性を、様々な絵画や彫刻などが展示されていた。
印象的だったものは、力強い女性像だった。
作者はそこで何を見出していたのだろうか。

近年の女性像も大正・昭和時代の女性も、生きる事への力強さが感じられる。

今、大震災後を経験し、特にそう感じるのかも知れない。

皆頑張っている...。

帰りたい理想の故郷 ~ 滝平二郎

2011-01-11 | 美の壺的解釈
茨城県近代美術館で滝平二郎展が開催された。
最終日になってやっと見る事ができた。

滝平二郎は、茨城県出身の切り絵作家だ。
以前、朝日新聞に記載されていた事もあるので記憶している方も多いのだろう。
昨日の朝日新聞に来場者数も3万人を超えるような記事が掲載されていた。

解説の一部に「帰りたい理想の故郷」と表現しているものがあった。
まさにその通りだ。
今で言う、里山の原風景とでも言うべきか。

ほのぼのとした雰囲気が伝わってくる。
切り絵に登場する人物の表情が醸し出す雰囲気がとっても良い。
今では作品の全てといってもいいくらい、同じ情景は見られないだろう。
蛙を手に平に隠し、お姉さんに見せようとする光景など、なんとも言えないものがある。
そう言った作品群が過去回想を刺激する。

いつの日か忘れ去ってしまっていたものを取り戻せるような気がした...。





アルストロメリア

2010-03-15 | 美の壺的解釈
いつも笑顔が素敵なご高齢のお客様からアルストロメリアをいただいた。
笑顔あふれる口元の皺がその人の人生を物語っているような気がした。

さっそく拙宅の花瓶に花を挿す。
良く見ると一輪の花びらの中に様々な色が混じりあう。
うーん、色の魔術師と言ったところか。

そうだ、この花をお世話になった方々に!
花言葉は、「未来への憧れ」だそうです。