久しぶりに、ひたちなか市のサザコーヒー店に入った。
休日の午後、4組待ちの中、案内されるまで店内を物色する。
ここでは様々な器が展示販売されており、目を楽しませてくれる。
何点か欲しいものがあったけど、ここは我慢。
少し待つと、店の奥に案内された。
コロナ対策もあり、ウェイティングしていても全て満席にしない。
そんな心遣いが伝わってくる。
うん、これはオルゴールか。
アンティークなオルゴールが店内のアクセントになり、すこぶる感じが良い。
普段ならコーヒーを注文する所だが、入口のショーケースにあったモンブランとダージリンを注文してみた。
コーヒー専門店で、紅茶にするかどうか一瞬迷ったが、ダージリンで正解だった。
濃厚な甘味にコーヒー一杯では、口直しの意味からでは物足りない。
2杯注文するのも贅沢すぎる。
ティーポットでの紅茶なら数杯飲む事ができる、そんな思いからだった。
このモンブラン、洋酒のアクセントも効いてきて確かに美味しいのだが、残念ながら追い求めているものとは違った。
今は無き、笠間市栗の家のモンブラン。
あの飾り気無しの濃厚な栗の味、いつになれば出会えるのだろう...。