先日図書館に行った時、こんな本が目についた。
『砂と人類』
砂からコンクリートに関係があると題字から想像したが、なるほど様々な問題があるのに気付かされた。
砂にも色々な種類があり、砂漠の砂はコンクリートには適していないなどと初めて知った。
ドバイなどでコンクリートを製造するのに、目の前の砂漠に広がる砂は使えず、大量に輸入しているそうだ。
風で風化された砂は角が丸くなり、骨材として適していないのが理由だった。
また、砂の輸入に関しては、東南アジアの諸外国で環境問題、利権問題など深刻さを増しているとも記載されていた。
何事も程々に、と言うのは難しいようだ...。