久しぶりに訪れた。
テーブルに置かれた箱型の花差しも印象的だ。
普通10割だと喉越しが今ひとつなのだが、
日曜11時半、笠間市の泰然に到着。暖簾をくぐり木製の引き戸を開けると既に先客で満席だった。
外の入口脇の長椅子に腰掛け暫し待つ。
先客が2組程出て行くと、すぐに店員に案内され、和室続き間の手前の座敷、廊下側に通された。
発芽蕎麦と天ぷらを注文した。
ここ泰然の蕎麦は、全て10割蕎麦で、
発芽蕎麦の他に更科、田舎蕎麦と3種類ある。
蕎麦が来るまで廊下に展示されていた笠間焼に見入る。
間接光がより魅力的に演出する。
テーブルに置かれた箱型の花差しも印象的だ。
蕎麦と天ぷらを食した。
普通10割だと喉越しが今ひとつなのだが、
発芽蕎麦独特のわずかな粘りが蕎麦つゆと相まってすこぶる美味い。
蕎麦湯も濃く、全て飲み干してしまった...。