LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

よみがえる憂愁

2021-09-18 | 地政学的備忘録
朝日新聞be on Saturdayに小椋佳の記事が掲載されていた。

この手の音楽、今日日の若者には受け入れられないかも知れない。

時代が変わったと言う言葉は使いたくないが、『青春時代』は既に死語と化している。
巷ではオフ会やら、相手の名前も知らないで終わる出会いがあると言う。
時代を取り巻く事件も様変わりしている。
GAFAなどの巨大企業が圧倒的なプラットフォームを構築し、時代を飲み込んでいく。

我々はどこへ向かうのか?


美酒への思い

2020-04-24 | 地政学的備忘録
たんが絡んだだけで、もしかしたら...と思ってしまうのは、恐らく小生だけでは無いだろう。

数年前、インフルエンザに2年連続でかかってしまった事を思い出す。
しかも、まだ誰もかかっていないような時期に。
昔から気管支が弱かったようだ。

数日前、喉に何となく違和感があり、まさかと思ったが、どうやら気のせいだったようだ。
熱も無く、コロナストレスとでも言っておいた方が良いのかも知れない。
少しでも異変があると不安を抱いてしまう今日この頃だ。

あまり考えるのも嫌なので、最近はお酒を飲んですぐに寝てしまう日が多い。
TVは心に響くものがあまり無く、興味を示さない。
でも下町ロケットは良かったかな。
録画しておいたのを観た。

寝るのが早い分、早朝目が覚めてしまい、日中聞くことない鳥のさえずりを耳にする事ができる。

しかし、いつまでこのような日々を過ごさなければならないのか。
今は我慢。
でも我慢する事でストレスもまた溜まりますよね。
早く飲みにでも行きたいよなぁ...。



マスクと雪予報

2020-03-29 | 地政学的備忘録
昨夜から雪予報が出ていた。
今朝はみぞれが降る中、マスクを買い求めるため、9時開店のドラックストアに1時間前に並んだ。
既に20人程が並んでいた。

店員が外に出て、現在の在庫状況を一人一人説明していた。
ボックスタイプの入荷は非常に少ないらしい。
その際、使い捨てカイロを頂いた。
ちなみにツルハドラッグです。
店長の采配か会社からの指示なのかわからないので、店舗の場所までは明記しませんが、マスクを買い求めるだけの人に中々できない対応だと感心していた。

開店時間の30分前に、マスクだけの販売が開始された。
マスクを入れたレジ袋の中に、栄養ドリンク1本が無償で入れられた...。

コロナウィルスの猛威は収まる様子が無いどころか、日に日に迫り、我々の生活を脅かす。
くれぐれもご自愛ください。




OPECプラス〜原油価格

2020-02-04 | 地政学的備忘録
コロナウィルスは、経済活動にも大きな影響を与えているようだ。
中国での経済が停滞し、原油需要が大幅に減少すると見込まれている。

世界的な原油価格は、基本的には需要と供給のバランスで決定される。
原油価格を高値で維持したい産油国は、生産量を調整して原油価格の下落を抑え込もうとする。
そんな中、OPEC諸国だけでなく、ロシアを含め、OPECプラスとして協調減産を図ろうとするのだ。

以前は、OPECが主導権を握っていたが、現在は、米国のシェールオイルの影響もあって、互いにシーソーゲームをする形になっているようだ。
今後、どのような動きをみせるのか?
いずれにしても、我々にとっては、原油価格が安いに越したことはないのだが、コロナウィルスが蔓延するのは、なんとしてでも避けたいものだ。




国境の壁

2019-07-24 | 地政学的備忘録
久しぶりに振休を取り、平日休んだのは良いのだが、連日続く梅雨空の曇天模様で出かける気になれない。
さて、どうしたのものか。

そこで、先日図書館で借りた書籍を取り出した。

フォトドキュメント
世界を分断する『壁』

我々日本人には、国境の壁は馴染みがない。
でも、トランプ大統領がメキシコとの国境に壁の建設を進めるという報道が頻繁に行われたり、朝鮮半島の38度線の報道などで、国境を意識するようになってきたのだが、世界には様々な国境の壁があるのだと改めて気付かされた。

キプロス、ベルファスト、西サハラ、カシミールなど、様々だ。

書籍のカバー写真は、メキシコとの国境の壁を撮影したものだが、物悲しさを表現している。
この国境でさえ、毎年数百人の死者を出しているそうだ。
アメリカンドリームが悪夢になろうとも国境を越えようとする人が後を絶たない現実...。




原油安とトランプ大統領

2018-12-01 | 地政学的備忘録
10月初旬に75ドルだったWTIは、たった2カ月間で50ドル近辺へと、25ドルも下落した。
当然11月の元売価格も毎週のように下がり続けた。
もちろん消費者にとっては安いに越した事は無いのだが、何かきな臭い。

この原油安の背景にあるのは、米国の油価の上昇を抑え、国民の批判を交わそうとするトランプ大統領の方針にあるのだが、いつまでもOPEC諸国が黙っているはずがない。

産油国は少しでも高く売りたいというのが本音のはずだ。
サウジの暗殺事件で、サウジは当面トランプに従うしかないだろうが、極端な原油安は、OPECや米国のシェール企業はたまったもんじゃないと言う所だろう。

イラン制裁によりイランからの原油輸入を禁じる事になり、9月から10月にかけて逼迫感から原油は高騰した。
しかし、その後日本などに対して180日間の適用除外を認め、また、OPECの減産緩和、シェールオイル生産量の増大などにより、原油の逼迫感が解消される事になった。
その結果、原油価格は急激に低下する事になったのだが、いずれにしてもトランプ大統領がキーマンなのは言うまでもない…。

イラン制裁と原油高

2018-10-25 | 地政学的備忘録
イラン制裁が何故ガソリン価格に影響を及ぼすのか?
今日はこんな事から話をしてみよう。

イラン制裁は、イラン国内の経済を鈍化させる事にある。
そうする事で、イランは核開発などに回っていた資金を思うように使えなくなる。
そのまま核開発を続けると国内世論にも影響するだろう。

イランはご存知の通り産油国だ。海外輸出で外貨を獲得している。
そこを断つと言うわけだ。

そうすると、世界の原油需給バランスが崩れ、原油が逼迫した状態、つまり原油が不足するのではないかと言う懸念が生じてくる。
その懸念が原油市場に影響を及ぼし、高騰していると言うわけだ。
しかし、実際には世界的な供給不足と言う事態にはなっていないのだ。あくまでも観測的な懸念で原油市場を煽っているのだ。

ただし、日本もイランより5%程度輸入している、と言うより先月までしていた。
原油も実は品質がまばらでイラン原油は比較的安値で買付が出来た。
その分他国で買付をしなければならないのだが、当然ながら他国も商売なので、足元を見て価格をつり上げてくる事も予想される。
そのような事が絡み合い、国内価格にも影響していると言うわけだ…。

ガソリン価格の高騰は?

2018-10-25 | 地政学的備忘録
今日のTVニュースで、ガソリン価格が160円を超えたと報じていた。
3年数ヶ月ぶりの事らしい。
何故ガソリン価格がこんなにまで変動するのか?

ガソリン価格は、国際情勢と国内の両面から捉えると分かりやすい。
ガソリンを輸入に頼らなければならない日本は、当然ながら産油国の原油価格に影響される。

原油価格の指標は、中東ドバイ、米国のWTI、北海のブレンドなどが世界の市況に影響を及ぼしている。
特に日本は、中東依存度が高いので、ドバイ価格が国内元売の輸入価格に反映されやすい。
ただ、単にドバイ価格と連動しているわけではない。細かく言うときりがないが、シンガポールプラッツとか様々な指標を駆使して国内元売が利益が取れる構造におおよそなっているのだ。

何でもそうだが、需要と供給のバランスで、市況が変動する。
需要が増えたり生産が減ったりすると、価格は売手市場になり、高騰する。
今回の場合は、米国のイラン制裁に影響される所が大きかったが、さらにサウジの事件で今後サウジがどう出てくるか、もしサウジが極端な減産に走ったら更に原油価格が高騰してくるだろう。

ところで、何故イラン制裁が原油高に結びつくのかお分かりでしょうか?
また、サウジアラビアが減産するとしたらその理由はお分かりでしょうか?
それと国内のガソリン価格について。

とりあえず今日はこの辺で…。

原油暴落と今後の動向

2015-02-01 | 地政学的備忘録
原油価格の極端な下落は世界経済を揺さぶる。
昨年7月に原油100ドル/バレル程度だったのが、現在では44~45ドルで推移している。
大きな要因としては、予想以上に生産量が増加したシェールオイルを含む原油のだぶつきと世界的な需要減少だ。
そこへ来て、OPEC総会でサウジの減産見送り発言。
米国のシェールオイル開発の抑止、ロシアの制裁措置、イスラム国への制裁など様々なことが言われているが、
いずれにしてもサウジは原油シェアを奪われることは嫌うのは間違いない。

中東での原油生産コストは油田によっても異なるが10ドル~20ドル程度だ。
しかし、産油国の財政均衡価格は70ドル~100ドルと言われている。
先日TVでも放映していたが、ベネズエラやロシアの国内経済が非常に悪化している。
また、米国のシェールオイル企業が破綻したのも本年のビックニュースとして取り上げられている。

今後、原油下落が長期化すれば様々な投資活動も当然ながら鈍化していく。
今朝の日経では、資源各社の株価が急落し、LNGの大型プロジェクトやシェールオイル等もさらに暗雲が漂うとしている。
オーストラリアでは、炭層ガスからLNGを生産し世界1のLNG輸出国に躍り出るという戦略があるらしいが、資源各社の株価の急落により失速する懸念が出ている。
資源エネルギー関連の雇用も大きく純減すると豪銀行は予測する。

今後の原油価格の動向は、100ドルを超えるような事は無いだろうが、いずれ60ドル~70ドル台で推移するのではないかという見方がある。
それは中東諸国の財政均衡価格の問題と、シェールオイル採算コストとのバランスにあるのだろう。


シェールガス開発会社の破綻

2015-01-10 | 地政学的備忘録
シェールガス開発業者の破綻が報じられた。
原油価格の急落は、いずれこのような事態をになることを予測していた。
昨年7月の原油価格が100ドル/バレルだったのが、今では50ドルを下回っている状態だ。
わずか数ヶ月で原油価格が半値になるなんて、本当に恐ろしい世界だ。

シェールオイルの採算ラインが50~60ドルという事からすれば、
もはや原価割れで多大な投資額が圧し掛かっているのは明らかだ。
日本においてもシェール開発への投資を見合わせする企業が増加している。

国内では原油価格が低落するとともに、ガソリンや灯油・ガスなど一般小売価格も当然ながら下がってきている。
消費者にとっては好ましい事なのだが、あまりにも急激な価格変動は様々な経済環境の変化や地政学的リスクをもたらす事になる。

中東諸国、特にローコストで原油を産出できるサウジアラビアは、シェールオイルの増産や水素エネルギー等への燃転で原油の世界的シェアを落としたくないはずだ。

一方、原油安でロシア等は原油価格低落で国内情勢はルーブルの暴落とともに窮地に陥る。
アメリカではシェール開発が急速に鈍化し、破綻企業もさらに続発する可能性がある。

イスラム国の問題もあるし、へんな引き金にならなれば良いが...。