LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

春の小川 ~ 千波湖

2008-03-31 | lohas的情景
日曜午前10時半、ディパックを背負い自宅を出る。
少々肌寒い。でも、なんとか天気は持ちそうだ。
今日は、逆川沿いから千波湖一周をして帰路につく約8キロの道程だ。

拙宅より徒歩10分程度で逆川公園の南端にでる。
小川沿いにはコブシの花や遅咲きの梅が見られ、まさに春を告げる光景だ。
足元を見回せば、土筆や名前の知らぬ草花もたくさん咲いている。
日々雑多な生活を送っている小生にとっては、新鮮な感覚だ。




途中、笠原水道の源泉で口を拭う。
休日ともなると、ポリタンクを2~3個持って水を汲みにくる方たちがいる。
以前は、吐水口からは水が出っぱなしだったような気がしたが、
今は吐水口の近くにバルブがある。
なんとなく味気ないような気もするが、これも時の流れか...。

笠原水道を後にし、暫く小川沿いを歩く。
一旦、片側2車線の桜通りの歩道に出て千波湖東端に向かう。
桜通りの歩道だが、ここには桜はない。
車線工事の際に、桜は伐採されてしまったのだ。
桜が残るのは、小学校付近からバイパスにかけて、そしてバイパスを横断してたしか吉沢町ぐらいまで延びていたはずだ。
しかし、今でも片側2車線工事が進められており、その残った桜も何時の日にか伐採されてしまうのだ。

普段、車で通り過ぎるだけの道だが、こうやって歩いてみると色々な発見があるのに気がつく。
見慣れた風景もこうも違うのだ。
歩きながらでも容易に白鷺やマガモ、野鯉を目にする事ができたり、家屋や店先の情景などがスローに視界に入り込んでくる。

千波湖畔沿いには、開花宣言と共に桜が咲き始めていた。
多少風がある。
湖畔沿いの真新しいトイレに寄ったあと、再び歩き始める。

うーん、少し雲行きがあやしい。
急ぎ早に歩く。
千波湖東端より時計と反対周りに歩きはじめ、西端のボート小屋についた頃にはすっかり空が雲で覆われていた。
湖畔沿いで昼食を取り、その後梅林でも行こうかと思っていたが、空模様を見て食事は拙宅に近い逆川公園で取ることにし、梅林は見ずに南岸を歩きはじめた。

この南岸沿いには駐車場が数箇所あり、気のせいか人出が多いように感じる。
近代美術館近くのポプラ並木をしげしげと見上げながら進むとそこはもう東端だ。
千波湖東岸から折り返し歩道に入り、逆川沿いを再び歩く。

川蝉を見つけた。
小川沿いの流木に止まっていた。
写真を撮ろうとして近づくと、青緑色に輝きながら水面すれすれに川下に向かって飛んで行ってしまった。
一瞬の出来事だった...。



















国産木材の復活

2008-03-08 | 建築と文化
今朝の日経新聞に国産木材に関する記事が載っていた。
日本の木造住宅には、輸入木材が多く使われている。
国産材が割高だったからだ。
しかし、最近その常識も崩れ始め、国産材の需要が回復してきているらしいのだ。

国産材と輸入木材は、木材製品にするときの歩留まりも違い単純比較はできないが、国産材のほうが割安な場合があると言う。
日経の記事では、米ツガ材と国産スギ丸太の比較だった。

輸入材の価格はここ数年で急騰している。
世界の生産地での資源保護の流れが強まり、供給が絞られてきたためだ。
需要面では、中国やインドで建設資材向けが急増し、価格上昇の原因になっている。

スギ材は、水分が多いため生産効率が悪いと見られていた。
だが、乾燥設備の性能が高まり、現在ではその問題もない。
間伐材などの細い丸太も、合板メーカーなどでは有効利用ができる。
また、間伐は環境維持のため今の日本には欠かせない事だ。

国産スギ材は耐久性も高い。
今後積極的に日本の住宅に取り入れていくべきだと改めて感じる。



LOHAS的建築思考

2008-03-06 | 建築と文化
今、建築における考え方は、従来の近代建築・現代建築が目指してきたモダニズムという発想から、生活者が人間本意で考えていく、サスティナブル(持続可能な)建築を導きだしているのだ。

モダニズム建築を単に一言で表現する事はできないが、モダニズム建築は19世紀建築の装飾する手法への批判から、理念による建築の構成・機能性による合理的な設計手法によって生まれている。

モダニズム建築を象徴する建築家ル・コルビュジェは、近代建築の5原則として、ピロティ・屋上庭園・自由な平面・水平連続窓を謳った。
サヴォア邸がその代表建築となっているのはあまりにも有名な話だ。

日本でのモダニズム建築は、丹下健三の広島平和記念資料館や板倉準三の神奈川県立近代美術館が代表作に挙げられている。
ル・コルビュジェに限らず、モダニズム建築は世界文化の目覚しい発展に寄与してきたのは確かだ。

しかし、機能的・合理的なモダニズム建築の中で、いつの間にか置き去りにされてきた物があった...。
それは、人間本位の考え方であり、心のゆとりや生活の中の憩いなのだ。

機能性・合理性を追求するモダニズムが蔓延する中で、「自然に暮らしたい」という思いを、LOHASやスローライフといった表現で実現させようとしている生活創造者が出現してきている。
そう、私もその一人だ。

地球規模での発想。
これからはそんな事も大事にしていきたい。

千波公園にて

2008-03-02 | lohas的情景
偕楽園の梅は、今こんな感じです。
あと一週間もしたら満開になるかな?


千波公園の梅  ・・こんな咲き方もあるんだよなぁ。




千波公園にて、ふと下を見ると...。