NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

花菜(かな)ガーデン

2010年04月14日 | 地域情報・まちづくり
平成22年3月1日にグランドオープンした、神奈川県立緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」とJA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」を視察してきました。

花菜ガーデンは、小田原厚木道路の平塚インター近くにあった旧神奈川県農業総合研究所の跡地を整備したもので、園芸と農業を楽しみ、学び、体験できるセンターとして、また新しい生き方の創造の場としての役割を持つ施設です。





横浜スタジアムの3.5倍(約92,000㎡)という広大な園内は、四季折々の花を観賞できる「フラワーゾーン」、農作業などを体験できる「アグリゾーン」、農業や食の大切さなどを楽しみながら学べる「めぐみの研究棟ゾーン」の3つに分かれています。

フラワーゾーンに設置された「薔薇の轍(わだち)」には、約860品種、約1,000本のバラが展示されおり、バラの進化の軌跡をたどることのできる園路が整備されています。また、アグリゾーンには子どもたちが主役になって農業を体験する「触(ふ)れん土(ど)ファーム」や自分たちで作る自分たちの畑「花菜ガルデン」などの見どころや体験コーナーがありますので、子どもから大人まで各世代に応じた楽しみ方ができると思います。











視察した日は、ちょうど地元の農家が育てた自慢のキュウリとトマトの品評会が開かれており、優秀な野菜には平塚市長と湘南農協組合長から賞が贈られていました。印象的だったのは、これらの野菜は平塚商工会議所が「湘南ひらつか特産品」として認定していることでした。名産品や推奨品としては加工食品や工芸品を認定するのが一般的ですが、平塚商工会議所では、いちごや小松菜、バラといった農産物を特産品として認定しているんですよね。









花菜ガーデンは、オープンしたばかりなので樹木や花が落ち着くには少し時間がかかると思いますが、これからのシーズンはクレマチスやバラが見頃を迎えるのではないでしょうか。こうした集客施設が地元に出来ることは町の活性化にも役立つことなので、ましくはあります。

明日は、花菜ガーデンの向かい側にオープンした「あさつゆ広場」をレポートしたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする