NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

2012年の景気見通し

2011年12月22日 | 経済情報
この時期になると、来年の景気がどうなるか気になりますね。

景気見通しについては様々な見方がありますが、帝国データバンクが全国23,170社(有効回答数 10,695社)を対象に行った「2012年の景気見通しに対する企業の意識調査」の結果が12月5日に発表になりましたのでご紹介します。

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<2011年>
・「悪化」局面だったと判断する企業が42.8%、「回復」は3.9%
 企業の42.8%が2011年の景気動向が「悪化」局面だったと判断。「悪化」局面は1年前より5.2ポイント増加。

<2012年の景気見通し>
・「回復」が11.3に上昇、「悪化」「踊り場」は3割超
・「悪化」「踊り場」局面を予想する企業が2011年からともに減少。
 「回復」局面は全規模、全業界、全地域で増加し、11.3%と5年ぶりに1割を超えた

<2012年景気への懸念材料>
・63.6%が「円高」と回答
 円高を懸念する企業が6割を超え突出して多く、前回調査より10.3ポイント増加。
 また増税や金融市場の混乱に対する懸念も大幅に拡大。

<景気回復のために必要な政策>
・「円高対策」が50.2%で最多
 企業の半数で円高対策が景気回復に必要とした。
 また、原発事故の収束や震災復興を挙げる企業も多く、震災への対応や個々の企業では対処が困難な円高に対する解決策を求める姿勢を強めている。
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企業の2012年の景気への見方は前年よりも良化していますが、今年は大震災と計画停電の影響で悪すぎたとも言えますので、依然として厳しい状況であることだけは確かなようです。

国政では増税論議がなされていますが、増税による消費低迷が懸念されますので、にわかには賛成というわけには・・・
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