夏の間は昼の時間が夜の時間よりも長かったのですが、それが今日から逆転します。
一昨日の秋分で昼と夜の長さが同じになったと思っている方も多いと思いますが、実は昼のほうが4分ほど長かったんですよね。
なぜでしょうか。
日の出は太陽の上辺が地平線と一致する瞬間であり、日の入りも同じく太陽の上辺が地平線と一致する瞬間と定義されています。
もうお分かりですね。太陽の上辺が地平線から出てきた後に、太陽の中心が出てくるまでには時間差がありますし、日が沈むときも同じように太陽の半径分だけの時間差がありますので、この分だけ昼の時間は長くなるというわけです。
そしてもう一つ、地平線近くにある天体は大気の中を通る光の屈折によって、少し浮き上がって見えるので、その効果も加わっているのです。
偉そうに解説していますが、国立天文台の受け売りであります。
でも一般ピープルの知識って、大体が受け売りですもんね。