2019年に休眠預金活用法の運用が始まります。
休眠預金活用法とは、預金者が長期間にわたりお金の出し入れを行っていない預金で本人と連絡がつかないものについて、民間の公益活動の促進に活用し、広く国民一般に還元しようとするものです。
昨日は、その制度の基本方針を策定する審議会における議論の中間的整理を読む会を開催しました。
この制度は、既存の行政では対応が困難な社会的課題の解決を図るための取り組みを支援することを主旨としており、大きな期待が寄せられていますが、一方で運用上の問題や課題も多々あると思われます。
中間的整理の中には、「ロジックモデル」とか「社会的インパクト評価」など一般の方々には馴染みがない考え方が見受けられますが、個人的にはこうした用語が独り歩きしてしまうのではないかと大きな懸念を感じています。