田中一村は栃木県に生まれ(1908-77)、千葉市に20年住みました。
50歳の時に奄美大島へ渡って亜熱帯の植物や鳥などの日本画家でした。
先ず驚いたのは8歳の時からの絵画、13歳での掛け軸の絵画など
幼い時から才能を発揮しました。
東京芸術大学に入学するもすぐに退学、中国画壇に傾倒、書などの独自の画風を確立しました。
千葉寺付近に住んで多くの千葉付近の作品もありました。
奄美大島に渡る以前の作品は力強く、又繊細な絵画、細かい書もびっしり書き込まれています。
奄美に渡ってからの絵画は田中一村の絵画とすぐわかるような画風で棕櫚や花々を独特の作品になりました。
ポスターと絵葉書を写真に撮りました。
その他石川県のお寺の花鳥風月の天井画や大きな屏風などどれも
全身をこめて描いた力強い絵画に圧倒されました。
千葉に20年住んだという事で今回は250点の貴重な作品を
観ることが出来ました。
猛暑に打ちのまされていた私はこの展覧会を見て
本当に心の底から元気をもらいました。