千葉県に住むようになって以外に知らない場所が沢山あります。
今回は今年3月に開館した「金谷美術館」を訪ねながら海を見て感じる散策に出かけました。
JR浜金谷駅から3分に「観光案内所」があります
房総半島の中部に位置する金谷は鋸山(のこぎりやま)を抱え鋸山から切り出された房州石の産地として栄え年間30万本を江戸・横浜へ出荷していました。
石のモニュメントも街のあちこちで見ることが出来ます。
東京湾フェリーもここから出て久里浜まで30分足らずで着きます。
昔もこのように船で石を運んでいたのでしょう。
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ここからは目的の「金谷美術館」はフェリーの目の前に建ちました。
今回の展示は「麗しき宮中・華やぐ浮世」
と題した掛軸や茶碗、書など日本の誇りである
菱川師宣・葛飾北斎・藤原定家・紀貫之・・・
200年から800年前の日本画や掛け軸などは
心が落ち着く素晴らしいものでした。
又別館は100年以上の石蔵にて古美術が展示されていました。
すべてに行き届いた気遣い。
「石と芸術のまち」を目指して金谷が活気づくことを願った人々の
魂の結晶をうかがい知ることが出来ました。
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帰りは保田の海に出て美しい海をじっと眺めていました。
房総の豊かさを思いました