小湊鉄道の駅に「飯給」(いたぶ)があります。
そこに、市原市指定文化財「真高寺山門」がありますので
行ってみました。
二重形式の門です。
室町時代(1453年)に太厳存高禅師によって建立された
曹洞宗のお寺です。
明治元年(1868年) 戊辰の役で伽藍を焼失しましたが
山門だけが奇跡的に難を逃れたそうです。
1階中央間の天井には竜・2階には飛天が描かれ
2階には武士伊八郎による彫刻があるそうです。
我々はその彫刻が見たかったのですが2階へは上がることは
出来ませんでした。(鍵がかかっています)
門の裏からです。
立派な彫刻が所々に施してあります。
山里にこのような立派なお寺があることに
驚きました。土地の人々の信仰深さや協力を感じました。
新緑の中で静かにたたずむ祈りの場は神々しさを感じました。