アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

駒場・前田邸から下北沢へ

2014-05-19 16:14:41 | アートな旅

京王井の頭線下北沢の本多劇場にて私の学生時代の友人
が出演する「見よ、飛行機の高く飛べるを」の観劇(午後2時半から)するので
その二つ手前の駅「駒場東大前」で降りて「前田邸」に行きました 

青年座創立60周年記念公演

作・ 永井 愛  演出・黒岩 亮

明治44年・平塚らいてうが女性の生き方に
新しい風を送り、女子師範学校で教師を目指す少女たちが
「新しい時代の女性」にあこがれる物語。

私の友人が同じ年齢で 舞台の上で頑張っている姿に
感動しました。3時間のお芝居は充実して拍手が鳴り止みませんでした。

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このお芝居を観る前に行った前田邸は加賀百万石前田家
の第16代当主前田利為侯爵の本邸として昭和4年(1929)に
技術の粋を集めて建築され当時東洋一の邸宅と称せられました。

  

富士山の形の石が置かれた入口

 

 

  

接客用に用いられた書院造の日本建築
違い棚や透かし彫の欄間など美しい。洋館への案内

 

洋館の入り口

 

 

 

 

1991年に(平成3年)洋館が「旧前田侯爵邸洋館」として
東京都指定有形文化財に指定されました。
2013年には洋館・和館を含む建築物8棟と土地が
「旧前田家本邸」として国の重要文化財に指定されました。 

昔の栄華が偲ばれる立派な館・緑濃い敷地の中で
息づいている姿は後世にも残しておきたいものでした。
祖母が金沢出身で良く100万石の話を聞いていましたが
やはり100万石は凄いと思わされました。 

ちょっと足を伸ばして訪ねた駒場付近はとても環境の良い
素晴らしい場所でした。もちろん、下北沢も魅力でした。