オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

故郷にて

2010-02-22 | Weblog

2/22(月) 18日から22日まで帰省。今日の昼に帰京し、会社に出る。田舎では、何時ものとおりに相当の時を畑で過し、相当に草臥れてきた老両親の飯作りで遊ぶ。

木曜日、昼過ぎ高知竜馬空港に着く。これも、何時もとおりだが妹が迎えてくれる。実家へと向う途中、安芸の街に立ち寄り「竜馬展」のイベント会場を覗く。安芸は、岩崎弥太郎の出身地である。何か目新しいものや、面白い工夫があるかと期待するが・・・。

私からすると、これが最悪。何なんだ、これは!単にNHKのテレビドラマ「竜馬伝」の出演者パネルだけの世界にしか見えない。後は、年表と地場の土産物が並べてあるだけ。これで人を呼んじゃ拙いだろう・・・。NHK大河ドラマのお先棒担ぎの工夫もない企画は、彼の雑誌「歴史街道」だけにしておおせや。(最後は土佐弁)

実家のある町、安田町につき南酒造へ立ち寄る。ここの吟醸酒「南」は会社のスタッフも大好物。それに、先般焼酎「村尾」を頂戴した御礼に、薩摩へもここの酒を送る。

勘定を待つ間、酒蔵を案内してくれると云う。小さな醸造元なので時間は要しない。残念であったのは、明日が酒絞りだとかで試飲が叶わなかったことか。ここで、クイズ。さて次の写真は何だろう?ここの大吟醸「南」は特にいけます!

                

金曜日、夕方まで畑で過し、幼木の周りの草などを取る。畑の傍らには梅の花が咲き長閑な春を演出していた。この梅木から結構な量の実が採れる。

その後「二十三士温泉」へ行く。この温泉は、奈半利川河畔の二十三士処刑場前に近年作られた温泉。入浴料700円也。近在の温泉では一番設備が良いか。 

二十三士とは、正に竜馬達と同じ幕末時代。尊王攘夷の志で建白書を出し、野根山から阿波に脱藩しようとして捕縛された幕末の志士。近郷の郷士二十三名が、ここで斬首され奈半利川を血で染めた。その義挙を悼む記念碑があり、近年公園として整備されている。

温泉から23士公園を望む

土曜日、朝から畑へ。春の植付けに向けて耕したいところだが、鍬でやると何日掛かるか判らん。妹の旦那で、同級生のHirokatuが顔を出してくれ、トラクターを運びこみ作業の手伝いをしてくれた。最後は、大型の耕運機まで出動し、あっという間に耕した。文明の利器、恐るべしかな。何時でも植付けできるよう、一部畝作りまでやってくれた。

畝もできたので午後、一緒に安芸市内まで種物を探しに行くが時期が悪い。今はジャガイモぐらいとのこと。種ジャガイモを買い、内原野公園へ妹の孫の遊びに付き合う。

この丘の上の公園には小学生の頃、遠足や家族の花見で何度か来ている。すっかり様変わりして立派な公園となり、焼き物やガラス工房まで併設されている。

この丘の上から。彼の岩崎弥太郎の生地、安芸市井口が望める。安芸平野の奥まった辺りである。

弥太郎の生地:井口村を望む

日曜日、昨日買ってきたジャガイモの植付け。とは云っても大した量でない。三種類併せて3Kgほど。これを半分に割り、切り口に灰をつけて畝に並べて、最後に土を掛ける。単純な作業であるが、もう腰が痛い。イヤ~街の人間は軟弱だ!

蜜柑や柿の成木の剪定をする。とは云いながらも、此れも見よう見まねのことながら、時間が経つと腕が重くなり、肩が上がらぬ・・・。体力、日毎低下が著しいか。

奇麗になった畑
 

コメント
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