2/24(水) 河津桜が更に数輪開いた、週明けから長閑な陽気がつづき花も勢いついてきたか。社業の方も、花のようになるといいのだが・・・。
さて、今朝も早よから弁当の準備に入る。昨日の弁当、相棒のヒロさんが覗き「今日は安そうだな・・・」と、のたまわった。俺の弁当は虚仮にされてしまった。嗚呼、可哀相な弁当よ!
そんなこともあり今日の弁当は力が入った。車海老のフライとエビチリを考えていたが、チリにするとソースが弁当の中で遊んでしまう。結局、蛎フライとし、フライの二種競技と相成った。
これだけでは面白くないので、ご飯の方を一工夫した。
昨夜、デパ地下を覗くとアサリと牛蒡の炊き込みご飯を販売していた。家にアサリ水煮缶があったのを思い出し、弁当ご飯を此れにすることとした。
蛎と鰆の切り身を求めて帰宅。鰆を粕漬けにし、炊き込み御飯の下準備に、牛蒡を酢水に晒す。車海老も冷凍しておいたものを取り出し、朝までに解凍の用意。
海老の冷凍保存方法だが、バットに塩水はりこの中に海老を入れて冷凍する。この方法は、奈加野の店主から教わった。これだと新鮮で長持ちするとか。
今朝、人参と椎茸・油揚の細切りを作り炊き込み御飯の準備。
フライ用に車海老の下準備をするが、これが結構面倒だった。弁当に入れるには頭は邪魔、頭が無いと淋しいし、美味い味噌がなくなる・・・。パリッと揚がった頭は美味いんだ!
ひと通り準備を済ませ、炊き込み御飯に掛かる。電気釜には昨夜の飯が残っているので、鍋で炊き込みご飯を作ることにした。約三合を炊く。
これが大失敗。揚げ物に掛かり切りになって鍋の火勢を調整しなかった。もう良いだろうと鍋を開けると・・・何と斑飯だ!要は、芯があるご飯になっていた。いや~参った。しゃ~ない、水を少し加え火を強くして沸騰させてみた。焦げが多くなったが上々に炊き上がった。
問題は、アサリだ。粒が小さい、これじゃ蜆だぜ!と云うぐらいの大きさ。今ひとつ汐の香りも足りなかった。次回は、一寸工夫をした作り方にチャレンジか・・・。
キャベツを千切にしフライの下に敷く。フライにすると海老も蛎も大きくなり、弁当に入りきらん。結局、私とKの弁当は菜とご飯を別にした。
今朝も、三人前とオニギリ一つ、その割には時間をタップリと要す仕儀となった。
味見で満腹、昼、弁当は食べなくてもいいぐらいの気分の朝であった。