6/3(日) 昨日の土曜日は、築地へと出かけた。次女が、築地の市場に行ったことがないので連れて行けと頼まれていたのを実行した次第。場内市場が店仕舞いをはじめる10時ごろから、市場内をうろついた。
この時間帯なら商売人の邪魔にはならぬだろうし、日曜日は市場が休みなのでチットはサービスがあるかも・・・。結局購う店は何時もの店だが。マグロは米岩、鮭とタラコは北田、原秀ではイサキとシロイカ・平貝となった。
野菜や果物の店を廻った後、飯を喰おうと、何時もは一般人が少ない店を覗くが、市場の食堂は何処も満席。波除神社の方に向かった、はずれにある洋食やでオムライスとビールとなった。
昼過ぎに帰宅し、魚の始末となった。家人が不在なので、大きな魚を買うのは避けたが、イカやイサキを下ろす。生憎、夜は知人が郷里から上京するのでその相手をしなくてはならない。私が食すのは翌日だが、長女一家や次女等が、海鮮丼だと楽しみにしている。刺身にして、皿に盛り付けてから外出した。
と云うことで、私は今朝から魚を喰うこととした。先ずは飯を炊き、イサキを三枚に下ろして粗はアラダキに、身はオリーブオイルで香草焼きにした。マグロの刺身と、解禁取れたてで届いた鮎の焼き物、ニロギ(柊魚)は素揚げして南蛮漬けに。と、結構な忙しさであった。
準備が整うと、それではとビールを取り出した。よく冷えたビールで喉を潤しながら、佐渡沖の本マグロの刺身を一切れ・・・美味いね~。そして新鮎の焼いたやつをガブリ!新鮎らしい身の柔らかさと清流安田川の川苔の香りが微かに発って申し分なし。
鮎と目刺の競演
今年の新鮎は大きい。安田川の鮎は味は最高だが、魚体が小さい。小さな川の宿命であるが、それが今年届いた鮎は上型であった。魚影が見えぬと騒いでいたが、その分一匹当りが苔を食む量が増えたか?
イサキのムニエルも上々の味、このイサキには長崎・五島産とタグが付いていた。上物のイサキであった。
飯を食す段になって、昨夜食べ損ねた海鮮丼にしようと思いたった。急遽、酢飯を作り胡麻を振った寿し飯の登場となった。何しろ、伝家の宝刀「てまいら酢」があるので、手早くできるのだ。
そんなことで朝から大菜・大飯となった。ライフスタイルの変更を言い出し、舌の根も乾かぬのにこの有り様である。鉄の意思も、美味いものには敵わぬと云うことか?