6/15(金) 今日はエビフライをメインにすることとなった。目覚めたのは4時前か、老犬Mixの鳴き声で目が醒めたのか、或はそれ以前にラジヲから流れる小さなメロディーに醒まされたのか定かでないが・・・。
結局、5時ごろから台所に向かった。メニューは全く考えてなかったが、長女が好きなエビフライのことが浮んだ。決定!先ずはエビフライ。そして冷凍にした長州揚げと根菜(大根と人参)の煮物を作ることとした。
あと一品を考えながら、最初の二品の下準備に掛かる。冷凍エビを解凍し、一緒に揚げる野菜を物色する。揚げる野菜は、アスパラとオクラにした。人参と大根をカットし、長州揚げと一緒に胡麻油で軽く炒めてから煮始めた。
三品目は、小松菜と油揚げの胡麻炒めとなった。芯の硬い小松菜は、レンジで軽く熱を通してから炒めることとする。味付けは塩胡椒だが、仕上げに醤油を一振り程度。
これで終わるかと思いきや、未だ続く。時間はタップリとあるのだから。揚物ついでに、豚小間を軽く味付けし、片栗粉をまぶして揚げることとした。そして、定番の卵焼きとなった。今朝の卵焼きにはワケギを刻んで入れた。以上である。
「懲りないやつ・・・」
弁当を作っているといろんな事が頭を過ぎる。今朝思い出したのは、結婚したころのある出来事。丁度今は若鮎の季節、昨夜“奈加野”のオヤジに今年の新鮎をお裾分けした。そのことが頭の片隅に残っていたのか・・・。
田舎育ちの私は鮎が好きだ。家の直ぐそばを流れる安田川の鮎は新鮮な苔を食むので、苔の香りがあって好い。そんなことから、結婚した頃から家人は私の鮎好きを知っている。
結婚した翌年の夏、家人の故郷の九頭龍川で捕れたという鮎が沢山届いた。何れも丸々とした立派な鮎であった。見事な鮎だった。
早速焼いて食した。が、美味しくなかった。苔の香りや身のしまり具合が善くない。正直に「美味くないな~」と、言った。「喰えたものじゃないぜ」とまで言ったろう。家人は怒った!その鮎は、田舎のお婆さんが、近所の人を雇いわざわざ捕ってもらった鮎であったそうな。
家人はお婆さんに育てられている。そのお婆さんが、孫娘のために鮎が好きな婿に食べてもらおうと、人を雇ってまで送ってくれた鮎。そんな思いも知らずに、酷い男である。
弁当を作りながら、そんな古傷を思い出していた。この一件で、好き嫌いを云ってはいかんと身に沁みているはず。なれど、同じような過ちを繰り返している。未だ成長しない男である。
鮎も川によって味が異なる。同じ川であっても上流~下流と、流域によって流れも違い、苔も異なろう。そんなことを分かった上で、料理方法を変えれば愉しみ方があろうに・・・。
「募金箱設置第2号」
昨夜の帰路、ミャンマー・カンカウン中学校校舎建設支援募金用の募金BOX(第2号)を「奈加野」に持参した。店に置いて、募金をお願いした。高校の先輩で店長のNさんが、早速に常連客に廻してくれた、5~6千円が入った。上々の滑り出しとなった。店で働くテェテェ嬢は、知り合いのところにも置きたいので、もう一つ作って欲しいと云う。嬉しい限りだ。
校舎建設支援と云うのは、我々の活動はあくまでも支援。主体は村人であることから支援という。村人が負担しきれない分、足りない費用を手助けする。それが、地球市民の会の方針である。そのために、現地に駐在のスタッフを配置して村の実態を把握し、調整にあたっている。
友人がいるT物産からは、物品の寄贈の話があった。今年の金銭寄付は、東日本大震災の関係から日赤に統一しているとのこと。ついては、自社製造・販売しているライフジャケットの現物を寄付したいとのことであった。折角だから、イベントやバザーで販売するか?