6/5(火) 今日の弁当は丼となった。それも昨夜、店仕舞い前の半額セールのエビフライとロースカツフライである。駅から自宅までの間に在る惣菜屋が、21時ごろになると半額だと呼び込みセールをはじめる。味よりも安さに惹かれて買ってしまった。
イージーではあるが、翌朝はカツ丼弁当にして手早く仕舞いをつけようと思った次第。チャーシューもあわせて買ったが、お値段は〆て600円位であった。そんな訳で、出来合いのエビフライ&トンカツの丼弁当が登場した。
エビとトンを別々にするのは面倒なので、大きいフライパンで一編に作る。汁を作り、タマネギと青ネギを敷いて煮る。頃合いをみてエビとトンを載せて蓋をして強火でひと煮立てし、卵三個の溶き卵を掛け廻してお仕舞い。
そんな弁当だから、菜は付けたし程度と、チャーシューとキャベツ・ピーマン・ニンジンの野菜炒め、焼き鮭となった。が、途中からポテトサラダを追加した。
ポテトサラダには、茹でジャガイモ二個・卵と、塩揉みしたマネギ・胡瓜・ニンジンのスライスが入った。味付けには、塩胡椒・酢・マヨネーズを使った。
以上を、何時もの三人の弁当に詰め込んだが、余った。余った菜を見て、思い余って自分の弁当も持参することとなった。何れの弁当も、テンコ盛であった。
「句集・地球のワルツ」
日曜日、角川書店からの書籍小包が届いていた。なにか本を注文したか?と、訝りながら指出人を確認すると「YAMANAKA 」と在った。
包を開けると「地球のワルツ」との表題があり、帯に”第三句集”とある書籍。YAMANAKAさんの、「空想茶房」「キリンの眼」に続く、最新の句集であった。
2002年1月~2011年末までの十年渡る句作から、360句を選んで収録したとある。早速、拝読した。
生憎、小生には俳句を解するような高尚さを持ち合わせない。が、洒脱で機知に富みながら、透徹した眼を持つYAMANAKAさんの人柄が垣間見える。氏は、二十数年前に私の上司であった。最近では、LA誌3号で、俳句をテーマにした対談に出演して頂いた。そんなご縁からご恵贈下さったのであろうが、まさか、句の結社に入れとの暗示はなかろう・・・。
YMANAKAさんの、文学を通じて森羅万象に迫る人生に敬服する。大人の生き方の手本と云える。
余談だが、前に帰省の折のこと、芭蕉の「奥の細道」を買ってくるよう、母(駄作をよむ)から頼まれた。一番売れていると云う角川版の文庫を買い、帰省の道中で読了したが、面白かった。何度も読み返せる、読み返すたび、新たな発見や興味が湧く、そんな印象を持った。
この句集「地球のワルツ」の詠まれた期間は、奇しくも私がサラリーマンを辞めて今の仕事に就いた期間と一致する。因縁とは、そう云うことであろう。