(7月上旬の観察記録です。)
アスファルト舗装された路上を、ツマグロヒョウモンの幼虫が歩いていました。よく見ると、数頭の小さな白い幼虫が、体の中から出てきています。寄生バチの幼虫ではないかと思います。
『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅱ)』には、ヒョウモン類の天敵の寄生バチとして、「コマユバチの一種」(アサヒヒョウモン)、「ヒョウモンヒメバチ」(ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン)、「コバチの一種」(オオウラギンヒョウモン)などがあげられています。
《寄生バチ?に寄生されたツマグロヒョウモンの幼虫 2014/07/08》