やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ダイサギ?(神通川右岸有沢橋付近/富山市布瀬町)

2014-09-24 05:02:40 | 鳥類

鮎釣りを楽しむ人々で賑わう神通川の水位計?に、白鷺がとまっていました。コサギやアマサギなどより大きく見える鷺です。背中に飾り羽のようなもの(黒矢印)が見えているので、まだ夏羽の名残りがあるようです。

嘴の黄色い白鷺、これでダイサギとチュウサギに辿り着きましたが、ここからなかなか結論に至りません。『フィールドガイド日本の野鳥』には、ダイサギの類似種の見分け方として、「チュウサギは小さくて、特に嘴は短く感じる。夏羽の目先は黄色、冬羽の嘴は黄色で、先が黒い。」とあります。これに、いくつかのウェブサイトで紹介されている見分け方を参考に、考えてみました。

① [チュウサギのほうが小さい]→ダイサギとチュウサギとが並んでいればすぐにわかるようですが、ふだん注意して鳥を見ていないので、よくわかりません。
② 「チュウサギのほうが嘴が短い」→これも①と同じ理由で、よくわかりません。
③ 「ダイサギ夏羽の目先は緑青色(嘴は黒)→冬羽らしいので、参考になりません。
④ 「チュウサギの冬羽の嘴は黄色、先が黒い」→ダイサギの嘴も黄色で、写真の鷺の嘴の先はちょっと黒っぽくみえますが、決定的ではありません。
⑤ 「チュウサギは脚全体が黒い」→写真の鷺は脛(黄緑色矢印)が灰色のように見えます。(オオ)ダイサギは脛が汚れた薄黄色らしいので、(オオ)ダイサギなのでしょうか?
⑥ 「チュウサギの口角は眼の後端付近までしかない」→写真の鷺の口角(赤矢印)は、眼の後方まで長く延びているように見えます。
⑦ 「チュウサギは主に夏鳥として飛来」→観察した時期にチュウサギがこの場所にいておかしくないのか、よくわかりません。

以上を総合的に判断して、ダイサギ?ではないかと判断しました。

《ダイサギ? 2014/09/23》

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