毎年今頃の時期になると、季節の話題として、新聞でアユの遡上が始まったことが報じられます。今年も、5月17日付けの北日本新聞朝刊に「若アユはねる」の記事が写真付きで一面に出ていました。
今年こそこの目で若アユのはねるところを見ようと、午前10時ごろ熊野川に出かけました。それらしい堰堤のところまで踏み跡が続いているので下りていきましたが、遡上するアユの姿はまったくありませんでした。
午後4時ごろ、再び同じ場所に出かけると、堰堤のそばに人影がありました。これは遡上が見られるかも知れないと堰堤に近づくと、ものすごい数の稚アユが次々に堰堤を乗り越えようとジャンプしていました。その姿は感動的で、いつまで見ていても飽きませんでした(でも、先客が一等席でずーっと撮影を続けておられたので、撮れた写真には少し心残りがあります)。
《熊野川の堰堤を越えようとジャンプする稚アユ 2017/05/21》
《熊野川の堰堤を越えようとジャンプする稚アユ 2017/05/21》
《アユの遡上が見られる堰堤 2017/05/21》
《熊野川のアユの遡上を伝える北日本新聞朝刊 2017/05/17》