公園に植栽されたブナの幹に、ガ(蛾)がとまっていました。前翅の黒い線が特徴的です。展開図から元の立体を思い浮かべる能力に欠ける私は、展翅されたガの写真から生きてとまっているガの姿を想像することも苦手なので、生きた昆虫の写真を使った図鑑『日本の昆虫1400』は自然の中で撮った昆虫の名前を知るのにとても便利です。
今回のガも、『日本の昆虫1400➀チョウ・バッタ・セミ』をパラパラめくって、シマケンモンにたどりつきました。
『原色日本蛾類図鑑』には、シマケンモンは、「南の系統の蛾で…京阪神地方の平地では4月から6月、また、9月に出現し…幼虫はネズミミチ・ヒイラギ・モクセイを食べる」とあります。
《公園に植栽されたブナの幹にとまるシマケンモン 2017/05/08》
《公園に植栽されたブナの幹にとまるシマケンモン 2017/05/08》
《公園に植栽されたブナの幹にとまるシマケンモン 2017/05/08》
《『原色日本蛾類図鑑』(左)と『日本の昆虫1400➀チョウ・バッタ・セミ』(右)に載せられたシマケンモン》