(2011年8月下旬の観察記録です。)
林縁の路傍に、イナゴのようなバッタがいました。標高1,000mを超える山地なので、ハネナガフキバッタではないかと思います。
フキバッタの仲間は、「その姿は一見するとイナゴ(イナゴ亜科)に似るが、ほとんどの種は翅が退化しており、飛ぶことはできない。一般に、胸に退化した翅の跡が残るが、その長さは腹を覆うほど長いものから、ほとんど無いものまで、多様である。イナゴ亜科との違いは、後腿節の後端の側葉(そくよう:二股に見える部分)が尖らないことや、後脛節の先端部外面に不動棘(関節なしに直接生える棘)がないことなどである。ハネナガフキバッタなどは翅が長いため特にイナゴ類に似るが、これらの点で区別することができる」(『ウィキペディア』2015/04/07)ようです(残念ながら私はこの区別点がよくわかりませんでした)。
《ハネナガフキバッタ? 2011/08/28》
《ハネナガフキバッタ? 2011/08/28》