薄曇り(巻雲、巻積雲、巻層雲などの上層雲の占める割合が中層雲+下層雲より多い場合の空)に「日暈(ひがさ、にちうん、ハローhalo)」が見えたので、広い場所で全体を見ようと、近くの住宅地に囲まれた農耕地に出かけました。
日暈は見えましたが、私のカメラ(CANON SX720HS)では、家並や山並みを入れて日暈全体を写すことはできませんでした。
《巻層雲の広がる空に見えた日暈(遠くの山並みは立山~薬師岳) 2022/10/27》
《巻層雲の広がる空に見えた日暈 2022/10/27》
ついでに、ふだんは通らない水田の中の農道を自転車で走っていると、数十メートル先の畔の影から1羽のトビが飛び立ちました。もう少し行くとまた1羽のトビが。4~50cmの高さの畔があって飛び立った場所は見えません。畔を回り込んで見えたのは、1mほどの広さで散らばった灰色の羽でした。
自転車を道に置いて近寄ると、アオサギの死骸でした。まだ食べ始めて間もないようで、羽はかなりむしり取られていましたが、肉はそれほど食べられていません。
トビが生きているアオサギを襲って食べるとは考えられないので、どうして死んだのかわかりませんが、この死骸を最初に食べ出したのはトビのようです。50mほど離れた所からしばらく様子を見ていましたが、トビは警戒して戻ってきませんでした。
《食べられ始めていたアオサギの死骸 2022/10/27》
《食べられ始めていたアオサギの死骸 2022/10/27》
《食べられ始めていたアオサギの死骸 2022/10/27》
《食べられ始めていたアオサギの死骸 2022/10/27》
二日後(2022/10/29)、アオサギの死骸の様子を見に行きました。今度は、現場を少し見下ろせる上の方から慎重に近寄ると、1羽のトビがしきりに啄んでいましたが、私の姿を見て飛んで行ってしまいました。最初の日と比べると、かなり食べられていましたが、まだ肉などは残っていました。
《アオサギの死骸を食べていたトビ 2022/10/29》
《アオサギの死骸 2022/10/29》
《アオサギの死骸(まだ肉などが残っている) 2022/10/29》
五日後(2022/11/02)、現場の様子を見に行くと、トビの姿はありません。死骸があった所は、羽が散らばっているだけでした。周りを見回すと、数10m離れた反対側の水田に、ほとんど骨と羽だけになったアオサギの死骸が落ちていました。
《死骸はなくなり羽だけが散らばっていた現場 2022/11/02》
《死骸はなくなり羽だけが散らばっていた現場 2022/11/02》
《反対側の水田に落ちていたアオサギの死骸 2022/11/02》
《骨と羽だけになっていたアオサギの死骸 2022/11/02》
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