昨日投稿したブログの内容(クロスジギンヤンマの羽化殻)が気になり、2016/05/08の早朝、クロスジギンヤンマが羽化している状況を確認しに出かけました。池の周りを一巡したときは羽化殻が1個見つかっただけでしたが、2巡目にカキツバタの葉叢の陰で羽化したばかりのヤンマを見つけました。予想に反し、ギンヤンマでした。
ギンヤンマの羽化殻は「下唇側片内葉片の先端外縁がほぼ直角に曲がっていることで区別でき…他の種はいずれもゆるやかに曲がってい」ます(ウェブサイト『神戸のトンボ/トンボ標本箱・羽化殻/ヤンマ科/ギンヤンマ属/ギンヤンマ』)。この日採集した2個の羽化殻について、 「下唇側片内葉片の先端外縁」を見ると、「先端外縁がほぼ直角に曲がっている」ようには見えません(下の写真では小さくてよく見えませんが…)。このうち一つは羽化したばかりのギンヤンマが摑まっていたものです。よくわからなくなりました。機会を作って、きちんと調べ直したいと思います。
《カキツバタの葉に摑まって羽化したばかりのギンヤンマ 2016/05/08》
《カキツバタの葉に摑まって羽化したばかりのギンヤンマ 2016/05/08》
《羽化殻の下唇側片内葉片 2016/05/08》
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