灰色、翅の長い小さなバッタが、側溝の上の小石にとまっていました。写真を撮ろうと、そこそこ近づいても逃げません。
帰宅して写真を見ると、眼がとび出ていて背面の翅にこれといって特徴的な紋がなく、ハネナガヒシバッタのようです。
よく似たニセハネナガヒシバッタは、主に砂地のある河原に棲息し、背面の翅根元付近の暗色部の後方にある半月状の黄白色の紋が特徴的(ウェブサイト『虫ナビ/ハネナガヒシバッタ』参照)だそうです。
イボバッタのようです。
イボバッタは、灰色っぽいゴツゴツしたバッタ。駐車場など地面が砂利になっているところによく見られ、その体色から非常に目立ちにくいバッタです。胸部にはギザギザした突起があり、イボバッタと言われる由縁になっているとのことです。(ウェブサイト『虫ナビ/イボバッタ』参照)
《側溝の上の小石にとまっていたイボバッタハネナガヒシバッタ 2022/07/29》
《側溝の上の小石にとまっていたイボバッタハネナガヒシバッタ 2022/07/29》
訂正2022/0808 himesijimiさんのgoo blog『今日も、こっそり自然観察!/かくれんぼ!』2022/08/07を見て、冷や汗が噴き出てきました。周りに同化し一体化している例として最初にあげられているイボバッタは、私がハネナガヒシバッタとして2022/08/03に紹介したバッタにそっくりだったのです。自分で写した写真を見て、眼がとび出ていて翅が長いので、これはハネナガヒシバッタに違いないと思い込み、「何か違う気がするが…」との思いもあったのですが、ままよ‼と突き進んでしまいました。大きさは、イボバッタが♂約24mm、♀約35mm、ハネナガヒシバッタは♂9.4~9.7mm、♀10.8~13.2mmと、倍以上違います。
「過ちては改むるに憚ること勿れ」、今度こそ間違ってなければよいのですが…。
間違いに気づき、訂正しました。
今後とも、よろしくお願いします。
昆虫の画像が多くて、楽しいブログですね。
不躾ですが、画像のバッタはイボバッタではないか、と思います。
真横からの画像があれば、より分かりやすいと思うんですが。
これからも楽しみにしています。