北陸自動車道と交差する道路のトンネルの壁に、褐色のナナフシがとまっていました。
触角が、前脚の腿節より短いのでナナフシモドキです(よく似たエダナナフシは、触角が前脚全体より長いので見分けられます)。
ナナフシモドキは、通常、♀だけで単為生殖をおこなうため、♂はめったに見つからないようです。ちなみに、♂♀の区別としては、♂の特徴として(♀と比べて)、
1 体が細長い
2 触角が長い
3 脚が細く長い
4 腹端部が膨らむ
5 体側に淡色条がある
などの特徴があるようです(ウェブサイト『北本自然観察公園で貴重なナナフシモドキの雄が発見されました!』参照)。
このあたりでは、数回ナナフシモドキを見かけています。
《トンネルの壁にとまっていたナナフシモドキ♀ 2022/07/31》
《トンネルの壁にとまっていたナナフシモドキ♀ 2022/07/31》
《トンネルの壁にとまっていたナナフシモドキ♀ 2022/07/31》
《トンネルの壁にとまっていたナナフシモドキ♀ 2022/07/31》
《ナナフシモドキの頭部(触角が前脚の腿節より短い) 2022/07/31》
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