雨上がりの公園を歩くと、ふだんは見かけない大きなカタツムリが目につきます。ただ、カタツムリの仲間は、個体変異が大きいのか、なかなか種名がわかりません。図書館から借りてきた『カタツムリハンドブック』で絵合わせをしても、私には判断がつきません。
元富山市科学博物館の布村さんにお尋ねすると、写真の濃褐色のカタツムリは、クロイワマイマイと呼ばれるもののようです。クロイワマイマイは、山地に多いカタツムリで、変異が多く、複雑な火炎模様があります。写真のものは典型的なものではなく、ノトマイマイに近いタイプ、あるいはクロイワマイマイに近いノトマイマイなのかも知れないとのことでした。いずれにしても、どっちつかずものはよく見られるようなので、判断に困ります。
また、「クロイワマイマイ類は本州日本海沿岸(と伊吹山にイブキクロイワマイマイというタイプあり)の多くの亜種や変異が知られておりますが、ノトマイマイもその富山・石川の平地型で、同一の種です。最近ではこれらはクロイワマイマイ種群と呼ばれています。」とのことでした。
《雨後の濡れた幹を這うクロイワマイマイ 2017/07/13》